「会社やめたいなぁ、やめようかなぁ…」
なんて、思いながらなんとなく働いていませんか?
仕事でのミス、人間関係、正当な評価がされない、
売上が上がらない、などなど
働いていれば悩みはつきないものかもしれません。
頭ではわかってはいても、嫌になってしまうことは
人間誰にでもありますよね。
そんな方のために、
本日は、フィギュアスケート選手の
高橋大輔さんのバイオリズムをもとに、
『引き際』について分析してみたいと思います。
高橋選手は、来年2014年のソチオリンピックまでの
現役続行を宣言し、日々練習に励んでいるわけですが、
実は、これまでに何度も引退を考え、苦しんでいるのです。
簡単に流れをまとめてみます↓
≪怪我≫
2008年【充電2のポジション】
10月、練習中に転倒、
右足膝の前十字靭帯と半月板を損傷11月に手術
2009年【充電3(精算)のポジション】
4月にリハビリを始めるが、単純作業のリハビリと、
これまでのスケートの感覚をなくしたことの
不安とストレスから、精神不安定に。
トレーナーに携帯電話を投げつけたことも…
文字通り【精算】、ここでスケートを辞めたい心境に陥り
ましたが、コーチや周りの支えによって現役続行を決意しています。
≪復活劇≫
2010年【種のポジション】
◆バンクーバーオリンピック 3位(日本人男子初のメダリスト)
◆世界選手権 1位
◆全日本選手権 1位
厳しいリハビリに耐えての復活劇です!!
この時にすでに引退が頭をよぎっていますが、
翌年の世界選手権の開催地が東京を予定していたため
有終の美を日本で飾るべく再び現役続行を決意!
≪不調≫
2011年【成長のポジション】
◆世界選手権 5位
世界選手権で2連覇を逃した瞬間、
ソチ五輪までの現役続行を宣言しています。
「こんな成績でやめてしまっては、
みんなが離れて行ってしまう。
どうせボロボロなら納得いくまでやりきろう!」
と高橋選手は思ったそうです。
これが、充電のポジションでの出来事ならば、
結果に耐えられず引退を選んでいたかもしれません。
自分を信じてまた頑張ろうと思えたのも
【成長】のポジションだったからでしょう。
≪引退~新しいスタートへ≫
2014年【人気のポジション】
◆ソチオリンピック
高橋選手は、ソチオリンピックについて
このような位置づけをしています。
「出場はまだ決まっていませんが、
今度挑む五輪への道は、
自分の人生の次のスタートになるものです。
引退後にどういうスタートを切れるかが、五輪にかかっている。
だから最後だけど最初みたいなものだと思う。
僕が、僕のやりたいことを始めるためのスタートなんです。」
バイオリズムを見ると、人気のポジションですし、
結果が何位になろうとも、
観客を惹きつける高橋選手らしい演技を
見せてくれることは間違いありません。
そして、その人気のパワーを持って
引退後も、幸先のいいスタートを切れるのも間違いないでしょう。
何度も『引き際』で悩んだ高橋選手ですが、
ただやめるのではなく、
現在は、次につながるようようなやめ方をしたい
と考えるに至っています。
引退=次に始めることのスタートと位置づけている
あたり、感心してしまいますよね。
私たちも、これまで自分がやってきたものを
どう発展させていくか、どうつなげていくか
という考え方を忘れないようにしたいものです。
「会社やめたいなぁ、やめようかなぁ…」
と思っている方も、
何度も引退を考えたすえ、ソチオリンピックを
目標とした高橋選手のように、
自分を信じてもっと努力する余地はないのか?
また、やめてからどのようなスタートを切りたいかなど、
もう一度考えてみることをお薦めします。
また、今が辞め時なのかをバイオリズムで
見極めることも1つの方法です。
気になるあなたのバイオリズムはこちらから
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