「人と接するのが好きで営業職についたけれど、
成績が伸びずやめてしまった」
「クリエイターの仕事に就いたけど、
やはり自分には才能がないと思ってやめてしまった」
結局自分には、○○の才能はなかったなんだ…
なんて落ち込んでいる方はいらっしゃいませんか?
ただ、ご自身も一度はやりたいと思った仕事ですし、
採用する側にも、素質があると見込まれたからこそ
携わることができた仕事ですよね。
実は、そういう仕事は、
ご自身の能力適性に合っている場合が多いんですよ!
気になった方は、こちらから能力適性をご確認ください↓
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本日は、ご自身の才能(能力適性)を伸ばすポイントを
フィギュアスケート選手、高橋大輔さんを例に
分析してみましょう。
高橋大輔さんの能力適性は
【 S1 / L1 / L2 】です。
まず着目したいのは、
全体の40%を占める【S1】の適性です。
【S1】を簡単に説明すると、
美、アーティスティック、
音芸を使ったパフォーマンス力があり、
大衆を魅了する才能です。
この能力を持ってるからこそ、
高橋選手のストレートラインステップは
『世界一』とも評さているんですね!
高橋選手は、深いエッジワークを使いながら、
上半身、下半身ともに全身で音楽を細かく
表現することが出来る数少ない選手なのです。
ただ、その才能が裏目に出る場合も…
長光コーチによれば、
「彼は素晴らしい音楽の感性を持っている選手。
それだけに、ちょっと曲と合わないとか、
何か自分の中で引っかかるものがあると、
急に『もう滑らない』となってしまうところがあった」
とのこと。
高橋選手には、
音楽の感性や才能に加えて、
性格タイプ【A】からくる
仕事に関してのプロ意識の高さがありますから、
思ったように滑れないと、嫌になってしまうんですね。
それから、能力適性【 L1 / L2 】の影響も考えられます。
【L】の適性は大きく言えばリーダーシップですが、
頑固な一面を持ち合わせています。
その妥協しない姿勢、人の意見に惑わされない頑固さを、
必要に応じて出していくことで、優れたリーダーシップを
発揮できるのです。
ポイントは『必要に応じて』というところで、
けして『常に』ではないのです。
高橋選手の場合は、
自分の理想とする、演技やステップをすることに
こだわり、練習の時に常に頑固さがでてしまっていたのでしょう。
ですから、
最高に気持ちが乗って最高の練習をする日と、
気持ちが乗らずに無駄な練習になってしまう日
の差が激しく、長光コーチも手を焼いたそうです。。
しかし、最近は練習量が増え、
毎日コンスタントに集中して練習している
との記事を見かけるようになりました。
その要因はいったい何でしょうか?
それは、うまくいかないことがあっても、
『まぁ、こんなこともあるよな』
と、気楽にかまえれられるようになったからだと、
高橋選手は答えています。
高橋選手は、
「考え方を変えたおかげで、
前向きにスケートに向き合って、
充実した練習ができました。
ソチ五輪の時に、続けてて良かったって
思えるような努力をしたい。」
とコメントしています。
妥協を許さない頑固さや、
仕事に対するプロ意識の高さが
ソチ五輪へむけての取組み、努力へと
向けられるようになったことがわかる発言、
さすが一流のアスリートですよね!!
目の前のことにとらわれ過ぎず、
今より大きな目標を設定して
努力することが、前向きな気持ちを保つ
一つのポイントとなりそうですね。
みなさんも、思うようにできなくて、
苦しい時もあると思います。
そんな時は、目標を思い出し、
今日はできなくても、まず気を楽に、
そして、明日もトライしようとする気持がもてるよう
意識してみましょう。
才能があるのにやめてしまっては、
もったいないです!
気を楽に持って、継続をめざしましょう!