鯉は、非常に栄養価の高い魚です。
昔から、滋養強壮食品として、また、薬用食品として重宝されてきました。
鯉を食べると、糖尿病が治り、肝臓が強くなり、目が良くなり、腎臓が強くなり、神経痛が治り、痔が治り、うつ病が治り、胃潰瘍が治り、ぜんそくが治り、、母乳がよく出るようになるという、食品としてとらえると、夢のような魚なのです。
タンパク質、脂質をはじめ、ビタミンB1、B2、カリウム、亜鉛などを豊富に含み、鉄、カルシウム、ビタミンEなどもまんべんなく含んでいるそうです。
中でも「ビタミンB1」が、他の魚介類とは比較にならないほど多く含まれています。
今回は、その、ビタミンB1にスポットをあててみましょう。
あ、「鯉を食べるハナシ」ではないので、ご安心を。
けど、そのハナシはそのハナシとして今度書きますが・・・。
ビタミンB1(化学名チアミン)の主な働きは、簡単に言うと以下の2つです。
① 糖質を分解して、エネルギーに変える。
② 脳や神経のエネルギー源。
です。もっと詳しく知りたい方は、ネットでお調べになってください。
人間にとっても、魚にとっても、なくてはならない成分なのですが、
魚の中でも、鯉が特に多いということを知って、
「なんで、鯉はビタミンB1をたくさん持っているんだ?」
というギモンにたどり着きました。
これを多く持っているには、理由があるはずだと考え、早速ネットで、調べてみました。
が、
あまりパッとした情報がなく、時間をかけて調べるのもメンドーだったので、ブログのネタとしては、ダメかなと思い、ボツにしようと考えました。
しかし、よくよく考えてみると、普段からモーソーで書いてるので、別にそれでいいじゃないかと考えなおし、以下、いつものモーソーでやってみます。
まず、鯉がビタミンB1を多く持っている理由は、多分、以下の2つです。
①ビタミンB1が豊富なエサを、普段からたくさん食べている。
②ビタミンB1が必要だから、身体に溜め込んでいる。
だとすると、ここから、次の展開が見えてきました。
そうです。
コイ釣りのエサのヒントになる要素があるかもしれない、ということです。
①の理由からすると、単に、ビタミンB1を多く含む食品を、エサのベースにすればいいということが言えるのではないでしょうか。
ビタミンB1は、主に、パン酵母、ビール酵母、豚肉、海苔、ゴマ、大豆、まいたけ、ひまわり、小麦、玄米、米ぬか、すっぽん、ナッツ類、パセリに多く含まれているそうです。
なんと、コレって、そのままコイ釣りのエサとして使われているものばかりです。
食パンはポピュラーなエサですし、青ノリや玄米、米ぬか入りの粉エサも市販されています。また、大豆も昔からのエサですし、タイガーナッツも一部で支持されているようです。さらには、小麦はセモリナ粉として、ボイリーの原料のひとつでもあります。
知ってか知らずか、いにしえより、コイ釣りのエサはビタミンB1が肝になっていたのです。
なかなか面白いことに気づきました。
が、
興奮したところで、このようにみると、あまり、新しい発見はないような感じです。
まあ、マイタケやスッポンでも釣れるかもしれないということくらいでしょうか・・・。
では、②の考察です。
鯉がビタミンB1をたくさん蓄えているには、理由があります。
B1の働きを考えれば、その理由が見えてくるはずです。
前述したように、ビタミンB1には主に2つの働きがあります。
1つは神経や脳、精神を安定させる働きです。
多分、鯉社会もストレスが多く、イライラや不安を解消するために、ビタミンB1がたくさん必要なのかもしれません(何か?)。あるいは、その記憶力を維持するため、他の魚よりは大きいと思われる脳の機能を安定させるため、B1が必要なのかもしれません。
一方、ビタミンB1は、糖質の代謝を促し、それをエネルギーにかえるという働きもあります。それは、血糖値をコントロールするという働きとも言えます。
人間でも、甘いものをたくさん食べる人は、同時にビタミンB1も補給しないと、糖尿病の危険性が高まってきます。
もしかすると、鯉は、私たちの想像以上に、甘党なのかもしれません。
普段から、甘い食べ物をたくさん食べるから、身体には、それを分解するビタミンB1をたくさん蓄えていなければいけないのかもしれません。
実際、「マラセズ」という糖蜜がコイ釣りのエサでも使われていますし、バニラやチョコなんかの「甘い系」ボイリーなんかでもよく釣れることがあります。
というわけで、
以上の内容から、ふたつのキーワードが重なります。
「豆はビタミンB1が豊富」
「鯉は甘党」
聡明な読者の方々におかれましては、この言葉から、理想的なコイ釣りエサを連想されたことと思います。
そうです。
アレですよ。
アレ。
ほら。
アレ。
新年あけましておめでとうございます。
本年も「鯉ヲタ」全開で頑張ります。
よろしくお願い申し上げます。