2023年 有馬記念 余力と長くいい脚を使える馬に関して  | 馬場とオッズを読み競馬に勝つ!妙味ある3連単の中穴だけを狙い撃て!

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こんにちは。「孤高の競馬職人」です。
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「余力がなければ勝ち負けできない」

昨年のタイトルホルダーやディープボンドのように

タフな馬場で知られるフランスの凱旋門賞を使って

有馬記念に使ってきた馬の場合、その状態面がすごく重要だと

昨年は強く感じました。

 

昨年の凱旋門賞は重馬場でいつも以上にタフな馬場で

上記の2頭で特にタイトルホルダーは本命にするつもりでしたが、

パドックは覇気がなく全くいい状態に見えませんでした。

 

今年は国内戦に集中し引退レースの今回。

人気を落としているので注目馬の1頭です。

 

ですが、内容的にはスターズオンアースに軍配が上がり

厳しい状況ではあります。

 

今年、稍重の凱旋門賞を使ってきたスルーセブンシーズも

当日のパドックは非常に重要。

それでもこの馬は秋は凱旋門賞だけですし

調教も良さそうなので余力はありそうです。

しかし、いかんせん枠順が8枠⑮番では厳しい競馬になりそう。

大外ぶん回しでどこまで差してこられるか。

8枠に入ってしまったので、この馬がパドックで一番良く見えたら

見送りのレースとなります。

 

有馬記念は秋2戦目というのが理想。

 

それを考えるとジャスティンパレスは絶好といえます。

枠順が5枠⑩番と真ん中。

ここ10年の有馬記念では1番連対率が高い。

 

そして秋は今回が2戦目。

距離伸びていい馬。

 

ただし、そこまで条件が揃ってしまっているので

1人気となっていてこの馬から馬券も売れてます。

本命候補の1頭であることは間違いない。

 

それを考えるとスターズオンアースも

秋は順調さを欠いてローテーションは替わってしまいましたが

秋は2戦目ですので余力は十分。

牡馬との対戦も全く問題ない。

ただ2500mがどうかというのが引っかかります。

 

しかも出遅れの心配と8枠⑯番はかなり不利。

ルメールがどう乗るか注目ですが、

この馬がパドックで一番良く見えた場合は見送りとなります。

 

「余力」

最大目標がどこにあったか。

ここが重要です。

 

ソールオリエンスは本命候補。

菊花賞が最大の目標で今回はお釣りがあるかどうか。

菊花賞ではタスティエーラよりも内容は良かったので

本命候補ではあります。

上位陣が不利な条件を背負っているだけに

余力面で心配な部分もありますが

セントライト記念は後方から外を回してほとんど競馬していないので

おそらく好走できると考えています。

この馬は差し馬ですが中山にかなり適性があります。

 

タスティエーラはダービーから直接、菊花賞を使い

今回は余力十分。

いつものように先行すれば好勝負できそうです。

ただブログでも書来ましたが、

上記の通りでソールのほうが内容が良かっただけに微妙ではあります。

 

「長くいい脚を使える馬」

これは昨年の福永騎手のボルドグフーシュがいいヒントになります。

長距離適性があり、長くいい脚が使えるタイプは

中山向きではないのですが、

ロングスパートをかけられれば対応可能ということ。

 

そんな馬がいるのか。

スルーセブンシーズは距離は未経験ですが凱旋門賞のタフな馬場で

あれだけの競馬ができるのですから距離適性は問題ない。

枠順が問題ですが好勝負する材料は多い馬です。

 

ジャスティンパレスも当てはまります。

先行すれば好走確率は高いです。

 

差しに回ると横山武史騎手は馬群を捌くのがもう一息なので

取りこぼす危険性があります。

 

ドウデュースも距離適性云々言われておりますが

ジャパンカップの内容はスターズオンアースより良かった。

秋は3戦目ですが天皇賞秋は仕上がっておらず惨敗。

ジャパンカップで変わり身を見せたということは余力はあるとみるべき。

 

長くいい脚を使うタイプで心配ですが、

武豊が内で脚を溜めて4角で早めに進出すれば勝つ可能性さえあります。

 

イクイノックスを管理する木村哲也調教師が

「ドウデュースは尊敬すべき存在」があると発言していたのを思い出します。