景子は、とうとう学校をやめ何もしなくなりましたが、バイトだけには行けてました。
バイト代は自分のものになるので、みるみる娘の姿はタガが外れてように別人になりました。
ピアスの穴は一つずつ増え,私には、それは自傷行為に見えてそこだけには大きな抵抗を感じました。
けれでも、髪を赤や緑に染めたり、派手な服を着たりするのには、不快を感じませんでした。
ゴシックロリータファッション ・ビジュアル系バンドのライブと、自由奔放な姿は、学校に行けなくて苦しんでいるよりマシでした。
内心私自身も少し楽に、なっていました。覚悟を決めた時から、私の価値観は大きく変わっていました。年齢的なものもあるでしょうが、自信がないから別人になろうとしているように見えました。
別人二なり鎧を受けないと外に出られなくなっているようにも感じられました。
景子は、タガが外れたように成績や周囲の批判を気にしなくなりました。
私も、生きる事に興味を持てるなら、なんだっていいと思えるようになりました。
良い意味での開き直りです。
それでも、残念ながら死にたいは、まだ続きました。