突然、仕事を辞めて、一日中、家にいる生活が始まりました。
これまで忙しくて、色々と気になっていてもできなかった事を、一旦終わらせホッとしました。これからは、何かあったら直ぐ対処できる環境が整った。そう、思ったのですが…
昼夜逆転で、学校も行けたり行けなかったりが続きます。
時々、感情を爆発させ「死にたい」も続きました。
家にいる時は、ほとんど口も聞かないで、部屋に閉じこもっていました。
あんなことがあった後ですから、気を使います。
景子の様子を、じっと息をのむように伺っていました。
夫も、自分との口論の後に起こった出来事で、どう対応したら良いのかわからなくなっていたと、思います。
それでも、現状の娘の姿には、イライラしているのが分かりました。
私の対応にも不満があるようにも見えました。
そして、夫が帰ってくると、リビングから子どもたちが消え誰もいなくなるようになりました。
私は、家庭の雰囲気がこれ以上悪くならないように、いつもこの二人の顔色を伺いながら、暮らしていました。
それは、息が詰まりそうな居心地の悪さでした。
私は、この頃、言葉にこそしませんでしたが、夫の対応が悪いと、心で強く思っていました。
『娘を死なせたくない一心』で、父親に反発する娘の味方になろうとしていました。
本当は、お父さんを嫌いじゃない娘に気づくことができませんでした。
そして、私自身も、私は間違っていない。と、強く信じていました。
このことが、実は家庭の雰囲気を悪くしていたのだと、情けない事に今頃になって、やっと少し気づけたりしています。