家庭訪問に来た、教師の最後の言葉が

「ご両親は、ちゃんと愛情をもって、いらっしゃるじゃないか。」

 

???

私は、一瞬、「何のこと?」と、訳がわかりませんでした。

 

少しして、「娘は、私は愛されていない。」と、教師に言ったんだろうと想像しました。

その時、私の頭に浮かんだのは、『子どもって、意外と嘘つきだ。』そんな言葉でした。

 

次に、「なんで?そんな嘘つくんだろう?」以外にも、怒りが浮かびませんでした。

呆れたのと、どこかで「やっぱり」と、思う私がいました。

先生が帰り、娘は少し気まずそうでしたが、先生の、納得し安心した顔と「ご両親は、ちゃんと愛情をもって、いらっしゃるじゃないか。君は、愛されているよ。」

 

この言葉に、娘自身が、少し安心したように私には見えました。

私は「いい先生だね。でも、どうして、あんな話になったの?」と、聞きましたが、景子からの返事はありませんでした。

 

何も聞かないでと、言わんばかりに気まずそうな顔で直ぐに自分の部屋に戻りました。