私が、怒りを感じている事や教師に抜毛のことを相談したことで、景子はとても不機嫌になりました。
あの頃は気付きませんでしたが、景子はその教師が大好きで、お役に立てることが唯一のよりどころだったのかももしれません。
この体験談を書きはじめて、あの頃の事を冷静に振り返ることができ始めています。
私は、あやまちだらけでした。
あの頃は必死で、懸命に最良の方法を探していたはずなのに、愚かだったことは否めません。
苛立っていたのは、私だけではありませんでした。
まだ、私の方がマシだったと思います。
夫は中間管理職になり、仕事も忙しく責任も増え、多大なストレスを抱えているようで、いつも眉間に力が入っているように見えました。
妻が家事をこなすので余裕がない事もわかるので、何も言えない状況だったことでしょう。
苛立つ夫に、子どもたちはどんどん近づかなくなっていきました。
それは、とても露骨に子どもたちの行動に現れていましたし、その事で夫の苛立ちは更に募るので、悪循環が起こっていました。
苛立ちが募ると、理不尽な事で子どもたちを叱っているように見えました。
ますます嫌われるのは、目に見えています。私自身もそんな夫を見るのが、嫌でたまりませんでしたし、理不尽さが許せませんでした。