何とか他の子どもたちは無事に暮らしていました。

きっと色んな事を考え感じていたのだと思いますが、笑顔でいてくれました。

多大な負担をかけていたのでしょうが。

 

この頃から、色んなアイデアを思いつくようになった気がします。

揚げたてのコロッケを直ぐに食べられる『揚げたてコロッケ屋さん』

目の前で具材を選べる『握りたておにぎり屋さん』

自分でつくる『セルフ・サンドイッチ屋さん』色んな事を楽しむことに意識を向けられるようになりました。

 

それでも、残念ながら事態は変わりません。

 

景子は、他の子たちが楽しそうにしていても、いつも自分は加わりませんでした。

誘ってもいつもNOです。

 

自分の事を、家庭の中の邪魔者と思っているかのように、振舞っていました。

それでも、とても寂しく悲しそうに私には見えていました。

でも、どうしたらいいか、私にはわかりませんでした。

 

私は、「どうしたらいい?」この言葉を、自分に何万回も問いかけ続けていました。