英検2級・TOEIC600点から
スピーキング力を最速で上げる
英語コーチ、きじょかです
英語が好きなので、
私は基本西洋趣味ですが、
食事は和食派で
和そばが好きです
ここ沖縄では、
そばと言えばもちろん
沖縄そば。
小麦粉でできた
名ばかりソバですが、
「和そば」と言わないと、
(もしくは黒そば)
こちらではほぼ100%
沖縄そばと間違われます
沖縄そばも
もちろん好きですが、
私はよくネギとワカメを
たっぷり入れた
和そばを食べています。
で、その上に
生卵を乗せて食べるのが
また大好きなのですが、
悩ましい難点がありました。
卵の黄身を
そばに絡めて食べると
おいしいのですが、
一部の黄身はスープと
混じってしまいます。
全部食べようと思うと、
スープを全部
飲まないといけない。
それはさすがに
つゆの塩分が気になる…
というジレンマです。
いつも
「あ〜あ、もったいないな」
と思っていたのですが、
先日なぜか卵の黄身が
スープの中に浮いたまま
なかなか割れずにいたのです
それを見た私は
「そのまま食べてしまえば、
全部食べれるな」
と思い、器に口をあて、
一口で黄身を飲み込んだのです。
「いけた」と思い、
黄身が喉を通っていった瞬間、
重大な過ちに
気がつきました。
「黄身の味、
1ミリもしなかった…」
黄身を一口で食べれば、
とても無駄なく卵を
食すことができました。
栄養価も最大限に
摂取できたでしょう。
でもそれは、
卵の黄身が割れるからこそ
味わえるおいしさと
引き換えでした。
味わえないなら
そもそも卵を
食べようとも思わないぞ…?
無駄が出てしまい、
不器用で効率が悪いように
思えたいつもの食べ方は、
ジレンマだったけれども
逆に卵のおいしさを
私に教えてくれ、
それを味わうささやかな喜びも、
毎回与えてくれていたのです。
食べ物の恨みは怖い
とはいいますが、
結構なショックを受けた私は
しばし考え込みました。
そして
「これって、
英語も同じだな」
と気づいたのです。
(ようやく本題)
毎日コツコツ単語を覚えても、
使わなければすぐに忘れていく。
難しい文法を勉強しても、
実際に文中で出てきている
ことにも気づけなかった。
流行りのAIみたいに、
自分の頭も、なんでも
瞬時に覚えて正しい答えを
出せるようになってくれたら
人生ラクなのに。
今の時代は、誰でも
一度は似たようなことを
考えたことがあるのでは
ないでしょうか?
でももしそんなに簡単に
英語が習得できてたら、
人生はラクかもしれませんが、
英語という言語の魅力に
気づくこともなく、
英語が話せるようになった
ことへの喜びも知らずに
終わったかもしれません。
要するに、
人生の彩りとか味わいとか
潤いが少ない人生に
なっていたかもしれません。
例えば私は
日本語のマスコミの情報は
ほぼ見ないのですが、
日本語が聞けること
・読めることへの喜びを
味わう機会を、
特にありがたく思って
いないなと感じています。
母語である日本語は、
意識的に努力して習得した
というありがたみが
私には少ないのでしょう。
簡単に手に入るもの、
ただで手に入るものって、
それが本質的にどんなに
良いものであっても、
人は残念ながら
その価値に気づきにくいです。
一方で
英語のマスコミの情報は、
基本前のめりで読んだり
聞いたりします
昔の自分に出来なかった
ことが出来ることが、
嬉しいからなんですよね。
(単純!)
卵の黄身が割れて、
全部は食べられなかった
からこそ悔しくて、
次はもっと
うまく食べてやろう!と
黄身を意識し、
そのおいしさを何度も、
より味わうことができる。
英語もこれがあるから、
実用以上の価値を
私の人生に
もたらしてくれている。
英語学習は、
そのプロセス自体にも
付加価値があると
言えるのではないでしょうか?
黄身を微塵も味わえなかった
和そばブランチを食べながら、
英語が「学べる」ことの
ありがたさをしみじみと
感じた次第です。
英語学習とは、
一見大変そうに思えて、
意外と報われまくっている
努力なのです
今日も英語学習、
頑張っていきましょう
英語を話せる自分、
英語で自己表現できる自分、
英語のコミュニケーションを
楽しめる自分になりたい。
そういう人を、応援しています
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きじょか@英語コーチ