癒しマーケットへ出店!!
九月下旬に癒しマーケットというイベントにに参加してまいりました。
エステや占い、セラピーなどが多く、沢山の女性がこられてました。
その中動物病院での出店は非常に珍しいようで!!
その中で私たちが行ったのは、ペットのしつけや病気に
対する相談を受ける。というものです。
そのいくつかの質問の中から股関節形成不全についての
質問があったのでこの病気について詳しくお話してみたいと思います。
定義は若齢動物における大腿骨頭の部分的または完全
脱臼および成熟動物における中程度から重度の変性性
関節疾患による股関節の異常とされています。
若齢(3-12カ月)大型犬および成熟犬に多く発生し、
猫では稀な疾患です。遺伝的素因や他の成長期疾患
(膝関節・肘関節疾患など)を併発している可能性もあります。
症状は”ウサギ飛び”のような歩様、後肢ハ行(片側or両側性)
痛みを示します。
起立時、歩行時など”クリック音”と呼ばれる音が聴取され
る時があります。
身体検査所見は
①股関節の伸展・外転時の疼痛
②関節における捻髪音
③関節可動域の減少(通常よりも動く範囲が狭くなる事)
④筋肉量の減少(患肢を使わないため)
⑤若齢では後肢を内転(内側へ)後、外転させた場合に、大腿骨
頭が整復(元の位置へもどる)され、クリック音が触知
などです。
検査はレントゲン・CT(精密)検査での診断になります。しっかり
と股関節を評価するには沈静・麻酔処置を必要とすることもあります。
治療としては
股関節を安定化させる、疼痛を軽減し機能を回復させることです。
内科的に管理は一般的に非ステロイド性抗炎症薬が使用されること
が多いかと思います。ただし長期的に使用すると胃腸障害、他臓器に
全身性反応などの合併症が起こりうることも忘れずに!
他には軟骨保護作用がある注射、経口薬なども維持には長期的に
見たら必要かもしれません。
外科的管理では①骨盤結合固定術
②転子間骨切術
③三点骨盤骨切術
④DAR関節形成術
⑤骨関節全置換術
⑥大腿骨頭頸切除術
などいろいろな手術方法があります。症状の有無、年齢によっても
術式がかわりますので少しでも当てはまることがあれば早めに獣医師
に相談することをおすすめします。
術後のリハビリ・運動も非常に重要です。肥満体系のワンちゃんは足腰
を痛めやすいので気をつけましょう。
ではでは!
PS:最近遅咲きながらワンピース(漫画ですよ)にはまっております。
ヴィンセントくん、検査の結果は・・・
獣医師の山田
です
当院のスタッフブログのお散歩日和 ではすでにご紹介済みですが、
うちの看板犬ゴールデンレトリーバーのヴィンセントくん
の手術の結果についてご報告します


つい先日首にしこりを発見して切除手術を行いました。
今年の2月にも頭の皮膚に腫瘍ができて切除しています。
このときは皮脂腺上皮種。
低悪性度ではありますが、悪性腫瘍という結果でした。
ゴールデンは悪性腫瘍が多いといわれている犬種ですが、ヴィンもガン家系なので定期検査はかかせません。
超音波やレントゲンで定期的にチェックしています
今回は触っていて発見した首の5mmほどの小さなしこり。
とりあえずほんの少し細胞を取って検査に出したところ、
『腫瘍性の疑い』との結果・・・
切除することになりました。
手術の様子はお散歩日和
をご覧ください
術後の経過は良好です
再度病理検査に出した結果は・・・
『付属器母斑』
腫瘍性ではなく、悪性所見もないとの結果

皮膚の付属腺(皮脂線やアポクリン腺など)の細胞は、正常であれば規則正しく並んでいますが、今回のヴィンの場合、その規則正しい配列が乱れてできもののようになっていた、という診断でした
母斑とは一般的にはあざなどの皮膚の奇形をさしますが、
今回のように腫瘤状にできることもあります
何はともあれ結果的には安心しました
みなさんもワンちゃんネコちゃんの体をよく触って、異常がないかを常にみてあげてください
定期健診も重要ですよ
動物たちの異常に最初に気づかれるのは飼い主様であり、
そういった病気の早期発見早期治療には
飼い主様の“見る目”が大切です
気になることがありましたらお気軽にご相談ください
獣医って???
こんにちは
コズエです。。。
今回は獣医の大学や職種について紹介したいと思います![]()
獣医学科は医学部や歯学部、薬学部と同じように6年間大学に通い、勉強していくのです。。
そして6年生の3月にある獣医師国家試験を受験し、見事合格すると農林水産省より獣医師免許が与えられます。ちなみに人の医者は厚生労働省です。
では獣医師免許を持っている獣医はどんな仕事をしているでしょうか?
・犬や猫などの小動物臨床
・牛や豚などの産業動物臨床
・公務員
などがあります。
私たちが食べているお肉の検査、解体は食肉検査場で行われるのですが、そこでも獣医が活躍しております。
検査とは伝染病の検査などで、記憶にも新しい口蹄疫や狂牛病などがあります。
獣医といっても病気を治す事だけでなく、たくさんの職域があります。
大学に入って「これも獣医がかかわっているのか」と思うことがたくさんありました。
次回アップするときは大学生活について紹介したいと思います![]()
ではまたの機会にお会いしましょう。。。
