“できグセ”をつけるために僕がした100と

+1 のこと

 

016

 

「解ける」チカラより「まちがえない」チカラ

 

 

「入試本番」とは、

「受験生全員が 満点を持ち点として、試験に挑む」こと

とイメージしてみてください。

 

「受験生全員が 0点から得点を積み重ねていく」

のではなく、

 

最初、持ち点として「満点」が与えられている。

そこから、間違えるたびに持ち点を少しずつ失っていく、

というイメージです。

 

まず、この発想が大事なんです。

 

試験が進むとともに失点を徐々に重ねてしまい、持ち点が減っていく。

 

全教科終了時点で、残りの持ち点(合計点数)が高い順に「合格」ランプが点灯していく。

 

どこまで?

「募集定員」に達するまで ですね。

 

それで、合計点の高い順に、上から順々に「合格」を出していって、

学校が定めた人員数に達した時点の合計点が、「合格最低点」となります。

 

そうですね、「ボーダー」とも言いますよね。

 

ボーダーと同点であれば合格。

1点でも下回っていると不合格。

 

ボーダーとは、まさに運命の分かれ道 なんですね滝汗。

 

 

さて、

「0から、合格最低点に達するまで得点を積み上げていく」

という発想と、

「満点の持ち点から、合格最低点までの間で失点を止める」

という発想との違い、

ご理解いただけているでしょうか??ニヤニヤ

 

前者は、「解けるチカラ」が重要視され、

後者は、「まちがえないチカラ」が重視されます。

 

同じようで全然 違うんですよ?この2つ。

 

(誰も解けないかもしれない)難問でも解けるチカラ

=得点するチカラ

まちがえない(はずの)問題を まちがえないチカラ

=失点しないチカラ

 

はい、少し言い換えてみました。

他のジャンルでも言い換えてみますよ。

 

たとえば、野球やサッカーでいうと、

「(勝てそうにない強チームから)点を取るチカラ」

=攻めるチカラ と、

「(負けそうにない弱チームから)点を取られないチカラ」

= 守りぬくチカラ という感じですね。

 

柔道などの格闘技でいうと、

「(どんな強敵も)ぶっ倒すチカラ」

=勝つチカラ と、

「(どんな雑魚でも)倒されないチカラ」

=負けないチカラ という感じ。

 

もちろん、志望校突破には どちらのチカラも不可欠ですから、

受験指導の塾では、どちらの養成にも注力していますが、

ズバリ言って、

入試に強いのは、

合格に近いのは、

後者のチカラを有している子 と言えます。

 

なぜか?

 

それは、次のQuestionを考えてみたら、おそらく一発で答えがわかるはずです。

 

入試において、

「持ち点」に差がつくのはどういうとき か?

 

答えは、

(誰もが正解できるであろう)問題をまちがえたとき滝汗

です。

 

このとき、確実に差がつくわけです。

 

他方で、

(誰もが正解できそうにない)難問は まちがえても、

おそらく差は開きません。

 

だって、多くの子たちがそろって失点するのですから。

 

じゃあ、もし、そんな難問を正解できたら、逆に差をつけることができて有利じゃないか!?

 

と思われるかもしれませんが、

確率的にもそうなることは それほど高くないことが明らかだと思うのです。

 

だって、それが難問なんですから。。

 

 

となると、、

入試の明暗を分けているのは「みんなができる問題」なのだ 

ということ がご理解いただけるのではないかと思います。

 

高難度の問題より、

誰でも解ける(であろう)問題の出来不出来こそ が、

合否を大きく左右するという事実

を 十分に理解して、

受験勉強に活かしていけるとイイですね。

 

憶えておきましょうね!

 

どくしゃになってね!

“できグセ”をつけるために僕がした100と

+1 のこと

 

015

「できた!」と言いながら 落ちてOMG!ポーン

 

 

受験生を預かる身としては、

いささかショッキングなタイトルで、すみませんデス。。💧

 

さて、

受験生の親なら、誰でも

入試当日、入試を終えて出てきた子に、

「どうだった?」と

“その日”の様子(でき具合)を尋ねるでしょう。

 

「どうだった?」

「やさしかった?ムズかしかった?」

「どんな問題が出たの?」

「できたの?できなかったの?」

 

心配なあまり、

ついつい「警察の尋問」みたいになってしまいますよね笑い泣き

 

 

入試を終えた子たちの感想は それぞれ まちまちですが、

その短い言葉のやり取りの中で、

僕らが凍りついてしまうケースがあります。

 

あ~ ヤバいな。。💧

イヤ~な予感がしてきて。。滝汗

そして合格発表で…イヤな予感が的中してしまいますゲロー

 

どんなケースか?

 

次のすべての案件を満たしている場合です。

 

・幼いタイプの子

・「いつもより、『できた』っぽい!」とか言っている。

・「80点ぐらい取れてるかもー」とか言っている。

・満面の笑みを浮かべている。

 

このパターンの場合、

高い確率(男子だと、女子のさらに1.5倍)で、上記のとおりになっていきます。

 

もう一つ、大きな特徴として、

・「できた!」と言う割に、細かい問題の内容を憶えていない。

ということが挙げられます。

 

ついさっき、、

ほんの数時間前に解いてきた問題が思い出せない 。。

 

ここに、今回の大きなポイントが一つあります。

 

そして、もう一つ、

本人は、本気で「できた」と思っていたのに、

予想とは真逆の結果が出て、「まさか!」と思っている。

 

この非常に興味深い事実に、重大なポイントが隠れています。

 

 

結果が出てから、

中学校の入試担当の先生に伺ってみると、

「算数が40点しか取れてなくて…今回は失敗したみたいですね」

などという返答をいただいたり。。

 

自己診断で「80点以上あるはず」だったものが、

現実は40点だったら、、、

 

別話で、

受験生に、肝に銘じておいてほしいこととして、

「算数のミス」=命取り

と書きましたが、

それは、今回のこういうケースも指しています。

 

では、

どうして、こういうケースが起きてしまうのでしょう?

防ぐ手立てはないのでしょうか?

 

長くなりましたので、別話でお話ししたいと思います。

 

 

どくしゃになってね!

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014

 

計算力を7日間でバシッと固める方法

 

 

ものすご~くザックリ言うと、

数学と算数との大きな違いというのは、

「計算(を必要とするか、しないか)」なんだそうです。

 

計算した その値を求められるのが「算数」で、

めんどうな計算をしないで済むように、数式を求めるのが「数学」なんだとか。

 

というウンチク話は別にしても、

受験算数で満足いく結果を求めるならば、「計算力」は必要不可欠です。

 

「陰山メソッド」とか「百マス計算」とか、

はたまた「公文 行くもん!」とか、

そのレベルの話をしているのではありませんよ笑い泣き  悪しからず。

 

 

算数の問題を解くための解法は「知識」です。

 

解法を使い、敵(問題)をバッサバッサと薙ぎ倒していくわけですから、解法とは、ヒーローで言うところの「(必殺)技」のようなものです。

 

いくつも解法を知っている ということは、

多くの必殺技が使える ということになりますニコニコ

 

計算力は、その必殺技を存分に振るうための「力(パワー)」といったイメージです。

 

「力(パワー)が根底にしっかりと存在してこそ、

「必殺技」もズバッとキマるというもの です。

 

まあ、つまりは、

どんなに高度な解法を駆使できても、最後の最後で 足し算か引き算を一つミスるだけで、「おしまい」ということですゲロー。

 

で、そんなに大事な大事な「計算力」なんですが、

 

4年生や5年生になって通塾を開始してから、

「そろばん塾」に通おうったって、おそらく間に合いません。

 

中学受験の流れの中では、大まかに

4年生なら、「小数の四則計算」

5年生なら、「分数の四則計算」

6年生なら、「(整数・小数・分数)混合/逆算」

をマスターすることが至上命令 となっています。

 

そして、多くの例にもれず、マスターできるまでの期間は ご家庭によってまちまちです。

 

多くのご家庭では、間違った方法でばかり計算練習を繰り返しているように見受けられます。

 

間違ったやり方を繰り返していると、効率がよくありません。

 

効率が良くない=(いつまでも)固まらない 

ですから、

いつまで待っても「合う時もあるし、合わない時もある」みたいな状態が続いてしまうわけです。

 

計算の正解率が、

その時々の「運」次第では困りますね。

 

実は、バシッと計算を固めるための方法があります。

驚くほど短期間で固まります。

しかも、恐ろしくカンタンです。

 

その方法とは?

 

ポイントは「一段掘り下げて、じっくり解かせる」

これだけです。

 

一般的に、計算練習というと、真っ先に「計算ドリル」を思い浮かぶと思います。

 

1ページに10問とか、20問とか載ってるやつです。

たいして難しくない問題がずらずら並べられて、

それを、毎日、数ページずつとかでやらせていく、

というスタイルですね。

 

同じ計算を延々と続けさせて、定着させる方式です。

 

批判を恐れずにハッキリ言いますが、非常に馬鹿らしい勉強 だと思います。

 

僕らのやり方は、これらとは真逆に位置します。

 

・何回か ていねいにひっ算を書かないと正解が出ないレベル の問題(暗算は不可能レベル)を出す。

 

・正解までに時間がかかるため、問題数を減らす。

毎日1〜2問でOKです。

(それ以上やらせても、集中力が続かなくなってくるため、計算力は上がりません。)

 

・1回で確実に正解させること意識させる。

 

「1段掘り下げて」という話を具体的にしますと、

すごく大雑把な話、問題のレベルを上げればいいのです。

 

もっとも わかりやすい例えは、ケタ数だと思います。

ケタ数を上げるのです。

 

いつも4ケタや5ケタという面倒で難解な問題(4年生なら、少数第4位とか5位まであるような小数の問題)を考え、ヒイヒイ言いながら計算している子にとってみたら、2ケタや3ケタの問題はどう見えるでしょう?

 

ね?言わずもな なんです。

 

5年生なら、帯分数や仮分数も混ぜて、3ケタや4ケタの分数の計算を普段こなしていれば、テストに出てくるレベルの計算問題で間違えようがないのです。

 

注意点は、

・レベルの高い計算問題を集中して がんばらせること。

・そのかわりに問題数は1日1〜2問にすること。

・途中の式、計算の跡(ひっ算)をしっかり書き残させること。

です。

 

計算力が高いレベルで、バシッと固まる方法です。

7日間続けてみてください。