「お金」も「人」も強くする
オーナー企業のための経営術 №77
オーナー企業の経営者が
会社と共に資産を残すためのパートナー
福沢光展です。
・・・
先日、
1000万円の還付申告が
無事に終わりました。
税務調査なし。
問い合わせもなし。
申告のとおりに
入金が完了。
大きい金額の
還付申告になると
当然、税務署は
キッチリ確認してきます。
なので
税務調査や
問い合わせが来ることも
しばしばですが
それが来ないよう
ちょっと手が込んだ申告書を
提出しました。
正直、
ちょっとドキドキです。
無事に終わって
よかったよかった(^^)
ご依頼下さり
スピーディーに対応してくれた
お客様に感謝です(^^)/
申告の内容は
こんな感じでした。
外国の法人。
東京にマンションを持っていて
それを売却。
この場合
100で売却の契約をしても
90の現金しか受け取れません。
外国法人は
源泉所得税が
マイナスされるのです。
(この場合、10マイナスされてます)
マイナスされた金額は
税金として納付されますが
その金額は
多めに設定されている。
税金を正確に計算して
申告すると
多すぎた金額を返してもらえます。
たとえば
10マイナスされたけど
計算したら税金は6だった。
それを申告すると
4を返してもらえます。
理論はシンプル。
ですが
お役所手続きは
えてしてシンプルでは
ありません(^^;)
実は・・・
その申告書の書き方が
よくわかりませんでした(笑)
わからないのは
こんな状況が理由でした。
マンションは外国法人の所有。
社長が日本に来たとき
滞在用に使うだけで
家賃収入なし。
日本での事業もなし。
なので、
日本では申告をしていない。
(する必要がなかった)
今回だけ
売却益の申告をする。
法人税なのに
単発の申告・・・(^^;)
ということに
なるわけです。
こんな事例は
それなりにあると思いますが
実際には
なかなか出会うことがない。
いったい
どういう申告書になるのか?
他の税理士にいろいろ聞いてみても
誰もやったことがない・・・
経験者も
いるトコには
いるはずなんでしょうけど。
参考書も
かなり探しました。
あらゆる本屋を回りましたが
このような事例を
書いている本がない。
うーむ。
どうしたものか。
結局
知っている人に
聞くしかない・・・
いろいろな手を使って
国税OB
税務署の職員
国税庁の職員
を複数あたりました。
こういう申告になると思いますが
その理解でよいでしょうか?と。
みなさん親切に
いろいろ調べたり
確認してくださいましたが
うん、そんな感じで
大丈夫だと思いますよ
って(^^;)
あ、
ほとんどの人は経験してないんだなと
感じました。
そこまでわかれば
こちらのものです。
ある程度
合理的であれば
OKってことですよね(笑)
もちろん
条文や参考書など
オープンになっているものは
キチンと確認します。
グレーというか
具体的な取り扱いが
ハッキリしてない部分は
税法の全体像に
マッチするかで
判断していきます。
さて。
まずは
どこの税務署に提出するか。
もう、
そんなの
どこでもいいんじゃない?
って感じもあるのですが
お役所仕事は
そうもいきません(笑)
通常は
本店所在地の税務署へ
提出。
今回の場合、
日本には
本店がない。
支店もない。
となると・・・
・マンションの所在地?
・納税管理人の所在地?
・麹町税務署(最後のよりどころ)?
条文をみても
わかるような
わからんような。
結論は
マンション所在地の
税務署でしたが
こういうところを
コツコツと詰めていきます。
これで
ようやく届出書が出せます(^^)
こんな届出が必要でした。
・外国普通法人となった旨の届出書
・申告期限の延長の特例の申請書
・納税管理人届出書
法人の定款の
日本語訳も必要です。
ここまできて
ようやく計算にとりかかれます。
法人税なので
決算書が必要。
ただし
現地の決算書を
そのまま使わない。
日本の税金に必要な数字だけ
抜き出します。
全体から
部分だけを抜き出すと
いろいろツジツマがあいません。
減価償却は外国のルールのまま?
期首の簿価はどうなる?
貸借が合わない?
別表がヘンなことになるぞ?
みたいな感じで
かなり常識はずれな
申告書ができあがります(笑)
いいんです。
目的は税金計算。
合理性は保たれてます。
いろいろな経費をマイナスして
売却益を計算します。
平成21年・22年取得土地の
1000万控除も
忘れずに使います。
これで税額の計算が完了。
なんと
1000万円の還付!
普通に出したら
税務署が
なんか言ってきそうだなあ(笑)
消費税の還付なら
ほぼ100%税務調査になるレベル。
税務調査は、めんどくさい。
さて、どうするか・・・
今回は、先手を打つことに。
敵(彼)を知り、己を知れば
ってやつです。
税務署がみてくるポイントは
予測できる。
そこに先手を打ち
闘わずして勝つ。
通常より
濃いめの申告書に
仕上げます。
税務署が
確認したいポイントを
オープンに。
解説を付して
書類もバンバン出します。
先に言えば説明!
(ちがうか?笑)
もう、確認いらないでしょ?
オナカいっぱいでしょ?
くらいにやります(笑)
そんな感じで
申告して
無事に還付されました。
よかったよかった(^^)
今回の件も
おかげさまで
学ばせていただきました。
別表一の三なんて
初めて知ったし(笑)
次回からは
超スムーズに
申告できそうです(^^)
初めての事案をどうこなすか。
税務調査をどう避けるか。
税理士業の
永遠の課題ですね。
なにかの参考になれば幸いです。
ここまでお読みくださり
ありがとうございました。
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