京都への旅のご報告は、いよいよ目的の地へ
そう、ついに来ました目的地
前夜に祇園で遊んだ疲れもなんのその、早朝に起きて動き始めました。
そこは、全国に約900社あると言われる愛宕神社の総本宮であり京都の西に位置し、東の比叡山と並んで特に信仰の厚い山。
そう、愛宕山へ登拝です。
かつて日本人は、山を聖域としました。
そこへ立ち入る行為は「神様に拝する」と意味で「登拝」と言いました。
今回の登山はまさに「登拝」。
僕自身、神聖な気持ちで清滝の登り口からスタート
ここが二ノ鳥居になります。
(一ノ鳥居は、清滝トンネルの下の方にあり、バスからも左手に見えました)
しばらくは急なコンクリートの坂道が続きます。
脇には、かつてのケーブルがあった名残が。
しばらく登ると水場があります。
ただ、まだ序盤ですのでそのまま通過。
少し行くと、「嵯峨小学校跡地」があります。
こんなところにも小学校があったんだなあと、ちょっと感動です。
また少し登ると、「火燧権現跡」(ひうちごんげんあと)が。
山頂の火伏せの神と同様に、火の神ホムスビ(火産霊命)(=カグツチと同一神とされる)を祀っていました。
よく見ると、たくさんの神様の名を刻んだ石碑がありますね。神宮の遥拝(ようはい)もできるようです。
そこからまた登っていくと、20丁目一文字屋跡と書かれた看板が。
僕たちが登り始めた場所にあるバス停そばのお店が、かつてはここにあったんですねえ。
昔は愛宕山全体が賑わっていたことが伺えます。(愛宕山にはちゃんと「丁目」があるのもその所縁だと思います)
ここで塩タブレットを舐めて塩分補給し、
再び出発
25丁目には、最初の東屋があります。
ここでちょっと休憩を。
さらに少し登っていくと、
向かいに愛宕山の頂上が見えます。
あのてっぺんに愛宕神社があるのです
「あーー、こんなに登ってきたのにまだあそこまで登るのかあ」と、正直心が折れそうになります。
が、ここからは尾根沿いを進む形になるので、傾斜は少しラクに。
中腹からは、京都の街並みや
亀岡市の街並みも見えましたが、眺望が楽しめるのはこの2か所くらいでしょうか?
途中でキツツキの音も……
(25秒あたりです)
水尾口との合流点を通り、
ハナ売り場と呼ばれる、愛宕さんの火伏の神花樒(しんかしきみ)が売られていた場所を通ると、あとひと踏ん張り
もうちょい頑張れ、オレ
わーしかしここで、なんてこったい。
後半の急な坂、通称「頑張り坂」が現れる。
そして、それを超えるとやっと見えた黒門……。
ついに辿り着いたと、ホッとするも……
気合で一気に駆け上がります、だってそれしかないんだもん。
こうして愛宕神社本宮に到達した気持ちは、何物にも代えがたい格別なものでした。
ここまで何度も休憩を挟みながら、2時間半ほど。
まあ、ここから正式参拝があり、さらにまた下山があるのですが。
とりあえず、今回はここまでで!
皆さんにも、この登拝のご神気よ、届けーーー
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