私は龍だ。
名を黒龍という。
龍は神聖で崇高な存在というイメージがあるだろうが、私の上役(?)である龍神ガガさんは
あまり崇高ではない。
ベビーヨーダと記念撮影なんかしてしまっている。
おまけにピースサインである。龍であるのに……。
ついでに言えば私が守る人間、タカさんも
まったく崇高ではない。
しかし、
大変人間らしい良い生き物なのだ。
失敗を繰り返しては成長し、転びながらその都度立ち上がってここまできた。
つまり、人生を舐めていない。
私はそんな彼が好きだから、いろいろなことがあっても鍛えながらしっかりと守っている。
さて、そんな彼は今、住まいの仙台から遠く離れた広島県にいる。
昨日と今日は取材の旅である。
彼はなんと物書きであるから、本を書かないと仕事にならない。
その本は裏付けされた取材やソースや体験を持ってリアルに生まれるものであるから、貴重な体験である。
もちろん私も共にいる。
昨日は、
厳島神社に伺った。
今日は何をするのだろう。
この取材が生きる本が、いつか生まれるといいと私は願っている。
広島の皆さん、本日もよろしくお願い致します。
黒龍、心の朝の声
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