先ほどの記事の中で、お供え物についてのコメントがいくつかありましたね。

 

 

 

◎タカさん、ありがとうございます。火を使い生活できる事に感謝し🙏コレからも上手に火を使いこなします🔥

火の用心も心がけます🔥
キジがお供えされていますね驚きました‼️

 

◎お供えが凄いですね‼️
雉でしょうか?

 

こちらの神饌ですね。しんせんと読みます。

 

 

火除けの特殊な神事ということで、神饌もちょっと違うんです。

 

太古、イザナミが火の神であるカグツチを生んだ時に大火傷を負って黄泉の国へ神去ってしまったことがご存じかと思います。

それでカグツチが荒ぶってしまわないように、

水(ミズハノメ)

土(ハニヤスヒメ)

瓢(ひょうたん)

川菜

を生み、カグツチの御心を鎮めたとされています。

ひょうたんに水を入れて注ぎかけ。

土は川菜を育てて鎮めます。

 

その故事に則り、これらを神饌としてお供えするんですね。

手前に「せり」が見えるのはそのため。これを「川菜」として、お供えしているのです。

 

また通常、海魚では鯛が選ばれることが多いのですが。

赤い色から火を連想させるためにここでは、すえ(クロソイ)という白魚をお供えしています。

あわびも「火を封じ込める」といわれる故事から。

 

そんな故事に則った神聖な儀式ということで。

野鳥も平安時代から供えられる、をお供えします。

 

効率化の名のもとに、昨今はどんどん簡略化されるものが多いのが現状です。

けれど、大切なものは変えてはダメなことがある。

火を使う神事ですから、それを省略するのは簡単。

それでもこうして正式な作法で、手間暇を惜しまず続けていることが「祈り」として神様にも届くのだと、僕は思います。

 

全国で火の災いが収まってくれますよう、祈りを込めて。

 

その内容を知った上で愛宕神社のホームページの動画をご覧になると。

 

 

感慨深いものを感じてしまいます。

仙台に来られた際には、そんなお気持ちで愛宕神社にどうぞご参拝ください。

きっと神様も喜ばれるでしょう。

 

 

 

能登半島地震災害義援金を届けてまいりました。

賛同してくださった方々に御礼申し上げます。

 

 

 

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(令和5年3月14日 産経新聞朝刊)

 

 

 

 

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