東風吹かば にほひをこせよ 梅の花
主なしとて 春を忘るな
これは、大宰府に左遷される時に菅原道真公が詠んだ歌です。
梅の花よ。春風が吹いたらその匂いを、太宰府までおくれよ。
私がいなくなっても、春を忘れてはならないぞ。
梅の花への、そんな深い愛情が感じられます。
すると、道真公を慕った梅の木は、一夜にして大宰府まで飛んできたと伝えられます。
そのため、菅原道真公と梅の花とは切っても切れない関係です。
そんな菅原道真公が祀られる東京の湯島天満宮に足を運んだファンより、お写真を頂戴しました。
境内には、早くも梅の花が咲き始めているようです。
明日は、今年最初の天神さまの縁日(初天神)でもあり。
皆さん、可能であればお近くの天神さまに足を運んでみてください。
神社の優しい空気に、ほんの少し春のにおいが混じった風、静かな木々たち。
きっと心が癒されると思います。
能登半島地震災害義援金を届けてまいりました。
賛同してくださった方々に御礼申し上げます。
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(令和5年3月14日 産経新聞朝刊)
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