皆さん、おはようございます。

 

 

 

黒龍です。

 

水曜日、そして本日1月17日は阪神淡路大震災が起きた日です。

もう29年も前になるのですね。

 

あの日、皆さんは何をなさっていたでしょうか。

タカさんは当時21歳の大学生でした。

寒さが厳しいその朝、山形市内のアパートで目を覚ましました。

そして、何気なく点けたテレビで、阪神地方の大震災を知ったのです。あまりの驚きに絶句したといいます。

数年後、研究室の後輩が阪神淡路大震災を経験していて、ある時に大学の構内に震災の様子をパネル展示された時のこと。

瓦礫が散乱した写真を指さしながら、

「これ、僕の家のすぐそばなんです」

と教えてくれました。

「歩いていた道が割れ始めた」

「いつも学校に通う道の景色が一変していた」

というリアルな話も聞きました。

 

一方、ワカさんは19歳になったばかりで、前日に食した生ものが当たったのか、朝一番で病院に行く予定でした。

しかし、やはりその地震を知り、その日は怖くて外に出られなくなったそうです。

体調は、すりおろしリンゴと白湯を飲んでなんとか調整したことを覚えているとか。

 

そのタカさんとワカさん。

妙なご縁でそれから8年後に出会い所帯を持つわけですが、所帯を持ってまた8年後に、今度はご自身たちが東日本大震災のド真ん中に立たされます。まさかあれほどの被災地の中心に立つとは、想像もしておりませんでした。しかし、あの時の経験が、今の活動と仕事に繋がっているのです。

 

未だ困難な北陸の被災地。

まだ充分に人の助けが行き届いておりません。ですが、自衛隊や消防、災害部隊などの皆さんの頑張りで確実に進んでおります。

皆が一丸とならねばならない時に、与党と野党がああじゃないこうじゃないと互いの粗を探しそこを突き、何の生産性もない話を繰り返しているのは大変な虚しさを覚えます。

現場で必死に手を尽くしている人たちの爪の垢を煎じて飲ませて……いいえ、頭からぶっかけてやりたい衝動に駆られますね。

 

真っ当な仕事しやがれ、人生舐めるな、一生懸命働く人たちがいるんだよこの野郎ら、とニッコリ笑って優しく言って差し上げたくなります。

 

 

おや?最近の私は荒ぶっているのではないか、ですって?

どうもこの頃の黒龍さんは口が悪いですって?

 

 

 

 

なるほど。

確かに皆さんが仰る通りかもしれません。

この黒龍、大変ご無礼を働きました。

 

なんせタカさんとコンビを組んでからはタカさんの教育のために紳士を装っておりましたが、それまで長い間してきたことというのは、やはりふとした時に出てしまうものですね。

 

ああ、いえいえ。

決して私の過去がマズいのではありませんよ。少しばかり、気性が荒かっただけですから。

ああ、いえいえ。

決して私の昔話が武勇伝多きというわけではありませんよ。

手荒なことはしませんでしたし。

 

……ごほん……。

うっかり余計なことを話してしまいました。

どうぞ、スーッと流してくだされば幸いです。

スーッと。

 

とにもかくにも、災害はいつどこで起きるかわからない。

これだけは確かです。

ですから、防災の準備は普段からしておきましょう。

備えあれば憂いなし。仮に憂いがあったとしても、やらないよりもやった方が確実にベターなのですから。

 

それでは皆さん、今日もまた日常を愛おしんで、お過ごしください。

そばにいる人、一緒に食事をする人、雨風しのげる部屋に温かい食事。

そのどれもが、とてもありがたいことですよ。

 

今日も良き日に。

 

黒龍

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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(令和5年3月14日 産経新聞朝刊)

 

 

 

 

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