被災地を徒歩で進む自衛隊。

本当に感謝しかない。

 

映像みると、もう泣けてきちゃってね、僕……。

 

 

東日本大震災の後に、仙台駐屯地で話をした自衛官を思い出します。

僕の故郷、気仙沼でも多くの自衛官の皆さんが活躍してくれました。

ありがたかった。

 

そのお礼を言ったら、

 

「ありがとうございますはこっちです。認めてもらえただけで嬉しくて。

だって、これまでは税金泥棒とまで言われて、制服で駐屯地の外へ出ることもできなかったから」と。

 

そして、こう続けました。

 

「それにここ(日本)では、鉄砲の弾は飛んできませんからね」

 

その自衛官は、海外の紛争地域への支援にも行った人でした。

それに比べれば、国内で国民を救うために存分に働ける。このために日々訓練してきたのだから、と。

 

自衛隊は国防のためにあるもので。

そのために武器や弾薬なども保持して、日々戦時を前提とした訓練を繰り返しています。

それだけ厳しい環境を仮定して訓練しているからこそ、大災害にもここまで対応できるのだと思います。

 

世間では、自衛隊は無駄とか、軍隊があるから攻められるんだ、なんてバカな批判する人がいるけれど。

災害を前提にした訓練だけでは、乗り越えられないことがあるんですよ。

東日本大震災の時も、多くの犠牲者がいるなかで肉体的にも精神的にも超えなければいけないものがあったと想像します。

 

また、別の自衛官が言っていました。

「戦時を想定した訓練をしていなければ、あの大震災での任務は決してこなせなかった」と。

だってあれだけ悲惨な状況を目の当たりにしなきゃいけないんですから・・・

 

 

震災から一カ月、訪れた気仙沼の道路。

瓦礫をよけて、通れるようにしてくれたのも自衛隊の活躍あってのものでした。

 

今もなお、自衛隊の行動が遅いとか、作戦にケチをつける人がいるけれど。

いま、日本は想定を超えた時代に直面していると思う。

そのためには、批判をするのではなく、困難を超えるために一丸となって欲しい。

 

現場での対応は、専門家に任せることで、うまくいくことがある。

そして僕たちは、お金という形で支援させてもらいます。

一人ひとりが自分のできることをする、それが一番の支援になっていくと信じているから。

 

 

本日まで受け付けている皆さんからの義援金は、来週直接、日本赤十字社宮城県支部へお渡しできる手はずが整いました。

 

賛同してくださったすべての皆さんに、心より感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

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(令和5年3月14日 産経新聞朝刊)

 

 

 

 

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