読者の諸君、おはよーだがね。

 

 

 

我は侍、ガガ之進。

人呼んで、るろうのガガ侍なのだ。

 

しかし、我は人は斬らんと決めておる。

怒りで刀を抜くほど、愚かな行為はないからな。

 

これは諸君にもいえることだから、よく聞いて欲しいがね。

 

人生生きていれば、腹の立つことが多いのは事実だ。

「ムカつく」

「イライラするわ」

「まったくもって腹が立つ」

 

そんな言葉が氾濫する世の中だ。

 

しかし、それを腹に溜め込んだ末に爆発させるのは誠によろしくない。

怒りの爆発は、どんなにいい運気も木っ端みじんに吹き飛ばしてしまうと心得よ。

 

諸君にも怒りの末に犯した失敗がひとつやふたつ、あるはずだ。

ないとは言わせんぞ。

あの時、この時。

怒りで我を忘れて放った言葉で、せっかく積み上げた信頼を失ったとか。

怒った勢いで「辞めてやる!」と叫んで、後悔したこととかな。

 

どんなに親しい者でも、仕事上の相手でも、怒りのままに行動していいことは何もない。

 

そんな時はこう思いたまえ。

 

怒りとは一過性のもの

 

我のいう怒りとは、爆発して暴走する可能性のあるものさ。

怒りのままに突っ走るほどの感情は、一過性に過ぎんと冷静に心得ることだ。

 

深呼吸して、ゆっくりと10数えてみるといい。

「タカさんが転んだ」を、何回か心の中で繰り返すのもいいな。

(い、いや……だるまさんが転んだ、じゃないんですから。^^; BYタカ)

 

タカがコケた姿を思い浮かべると、そしてそれで肺に穴をあけた事件を思い出すと「ああはなるまい」と、自然に頭が冷静さを取りもどすだろう。

 

 

 

 

落ち着いたところで冷静に、相手に反論するもよし。

他に気持ちを逸らすのもよし。

誰かに愚痴って流すのもよしだ。

 

要は、怒りのままに行動するのは運を壊し、自分自身が損をするだけなのだよ。

だから我は、怒りのままに刀を抜くことはせぬと決めておる。

とはいえ、我の刀は竹光(たけみつ=竹で作った刀の事)だからな。

そもそも斬れんのだよ!!

 

それでは諸君、今日もいい一日にしてくれたまえ。

 

 

……どうだね、諸君!!

 

 

 

よく見たまえ!!

カッコいいだろう!!

我はガガサムライなのだ!!

 

 

褒めてくれたまえ!!

 

ぶらぼー!!

 

 

 

 

 

 

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(令和5年3月14日 産経新聞朝刊)

 

 

 

 

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