読者の諸君、おはよーだがね。
ガガなのだ。
さて。
土曜日だ。
そして今日は、あの日からちょうど12年になる。
ここ宮城では、鎮魂の祈りも強まり、そのようなイベントもあるこちで開催されるようだ。
過去にばかりとらわれていては、前を向けなくなってしまう。
だが、過去の教訓も忘れてしまっては同じ過ちを繰り返す。
過去を顧みつつ、しっかり前を向いて生きていく。
そのバランスが、自分たちの魂をも救ってくれるのさ。
今日はそんな話をしようではないか。
諸君にもきっとあるだろう、過去の嫌な思い出や辛い出来事を思い出すことが。
その気持ちは、大切な感情だ。
辛い時、泣きたい時には泣くがよい。
理不尽なことに怒りたければ、怒るがよい。
なぜなら負の感情だって、人間の大切な心だからな。
その感情を素直に認めることで救われることもあるがね。
大事なのは、負の感情を引きずらぬことだ。
その負に、心を支配されないことなのさ。
そして、ここからがポイントだ!
泣きたい時に泣くのは、「悲しみ」という負の感情を心から追い出すためだ。
怒りたい時に怒るのは、「怒り」という負の感情を心から追い出すためだ。
負の感情に心を支配されないために、あえてその感情を外に出すのだよ。
辛い過去を手放しつつも、大切なことは決して忘れない。
そうやって人間は、常に前を向いて生きてきたのだ。
それとさっき我は「ちょうど12年」と言ったが、あの年も「うさぎ年」だった。
そのために、
「同じうさぎ年で悪いことがあるんじゃ」
と不安になっている者もいるかもしれんから、ひと言言っておくがね。
あの年は、正確な干支でいえば「辛卯」(かのとう)だったのだ。
辛卯の年は過去にも、岐阜県の濃尾地震(日本史上最大の内陸地殻内地震)など大きな自然災害があった。
この地震は、辛卯地震と名付けられたほどだ。
それに対して今年は、ひとつの時代を終えて大きく発展されるとされている「癸卯」(みずのとう)だ。
これについては、今月のりらくのコラムでもタカが詳しく書いているようだな。
手元にあるものは、ぜひ読み返してみるといいだろう。
ちなみに干支についての詳しい話は元旦に話をしていたから、そちらも参考にするといいがね。
そんなわけで、諸君も自分の感情で心を苦しませないようにな。
そして、笑顔で希望を持って毎日を送って欲しい。
良き日を過ごせよ。
祈りと共に、さらばだ!!
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