読者の皆さん、おはようございます。

 

 

黒龍です。

 

皆さん、今週も大変お疲れさまでした。

週末はのんびり過ごされている方も多いかと存じます。

もちろん、お休みだからこそ活動的になる方もいらっしゃるでしょう。

お仕事という方も、家族サービスでお忙しい方も、皆さんにとってよき週末になることを願っております。

 

さて、我が家のお二方(タカさんとワカさん)は、昨夜もほぼ徹夜でお仕事をされていたようですが。

すでにタカさんは、昨日産まれた大寒の卵を入手すべく活動を始めております。

 

まったくもって、運気を掴むためには貪欲な方でございます。

 

ですが今日は、それだけではございません。

皆さん、「初大師」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

全国では、川崎大師の初大師などが有名ですね。

 

大師とは真言宗の開祖、弘法大師として知られる空海のことです。

空海(弘法大師)が亡くなったのは835年の3月21日であることから、毎月21日は「大師の縁日」とされいて。

今日は、今年最初の大師の縁日というわけです。

 

空海は、同じく天台宗の開祖、最澄と並んで仏教界の二大スーパースターと言われています。

「弘法筆を選ばず」

「弘法も筆の誤り」

などのことわざにもなるほど、皆さんにも馴染み深いお方とも言えますね。

 

彼は讃岐の国(現在の香川県)に生まれ、都へ登って修行に励みますが、仏教の教えに心酔して修行に入ったのです。

そして31歳の時に、中国へ渡ると、厳しい修行の末に密教の最高位を受けて、日本へ帰国してました。

その時に、たくさんの密教のお経を中国から持ち帰ってきたことで、天皇や朝廷からも大変重宝されて、ついには京都の東寺を任されるまでに至ったのです。

 

ですが空海の功績は、そんな宗教だけではありません。

土木、建築、医学、そして文学に至るまで様々な知識を持ち帰り、日本の発展に寄与したのです。

ひとつの例が、香川県にある満濃池というため池です。

最新の土木技術を駆使してわずか3カ月で作られたこのため池は、水不足をなくし、洪水を防ぐという偉業を成し遂げました。

 

そこで今日は皆さんに、学ぶことが周りの幸せに繋がっていくという事実を知っていただきたいのです。

誰かを助けたいと思っても、知識や経験がなくて悔しい思いをした経験があるでしょう。

手伝ってあげたくても、自分の技術では力になれなくて残念に思ったことがはずです。

 

どんなことでも、学んだことは必ずどこかで役に立つ。

自分の助けになり、他人の助けにもなる。

「学び」とはそういうものなのです。

 

タカさんもそうです。

本を書くためには、たくさんの勉強が必要です。

取材では多くの人に話を聞き、数多の本や資料を読み漁る。

そうして得た知識で皆さんを楽しませることができる。

メルマガでの皆さんからの質問や相談に応えることができる。

 

知の巨人と呼ばれた空海の縁日。

皆さんが今している勉強や経験は必ず役に立つということを、私は知って欲しかったのです。

そしてそれを信じて、しっかりと頑張ってまいりましょう。

 

そしてタカさんも、

 

 

弘法大師のいらっしゃるお寺に手を合わせに行くことでしょう。

 

それでは皆さん、本日もよき一日に。

 

黒龍。

 

 

 

 

 

 

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(令和3年3月21日 読売新聞朝刊)

 

 

 

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たくさんの方のご参加とご協力、ありがとうございます!!

 

 

 

 

 

 

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