読者の皆さん、おはようございます。
黒龍です。
新しい週が始まりました。今週も健やかにまいりましょう。
……などとエラそうなことを申し上げていますが、皆さん。
昨日は私も少々、大人げないところをお見せしてしまいました。
まあ、私も俗物。
まだまだ未熟でありますゆえ、どうぞ太平洋のような広いお心で大目に見てくだされば幸いです。
とはいえ、神様も人間もそんなところがあるから可愛らしい気がいたしますね。
日々の暮らしの中でも、完璧な人より隙がある方の方が取っつきやすいものです。
なにより「自分と同じだ」と親近感が湧きます。
日本の神様も、不完全だからこそあれほどの魅力で人々を虜にするといえるでしょう。
うまく神様を生み出せずに、試行錯誤したイザナギとイザナミ。
弟スサノオの狼藉に「いい加減にして！私はもう嫌っ！」と、岩戸に引き籠ったアマテラスなど、日本の神様はみんな不完全でした。
ですが、数々の困難を乗り越えて、問題児スサノオも
英雄とも謳われる活躍を見せるようになったのです。
（
イラストは、龍神の教え手帳2018より）
それが、完全な者には決して成し得ない「成長」なのです。
そもそも、はじめから完全なんてつまらないでしょう。
不完全だから、成長した時の満足感が得られる。
達成できた時の喜びがひとしおで、幸せを感じられるのです。
お忘れではありませんか？
そんな喜びを感じられる特権を、ご自身がお持ちであることを。
中には自分ができないことを悲観したり。
うまくできないことに劣等感を抱いている方もいるかもしれません。
ですがそれは違います。
その劣等感、すなわちコンプレックスがあるから、成功した時に人一倍の幸せを感じれるのではないですか。
なにより、皆さん自分の思い通りにできなければ失敗だと決めつけすぎですよ。
どんなことでも、それで終わりということはありません。
いえむしろ、その先にさらに大きな成功が待っているかもしれないのです。
そしてその時になって初めて、
「ああ、あの時の失敗があったから、今こんなに大きな成功と喜びがあるんだ」
と、実感するのです。
未熟なことは、大きな喜びの糧となる。
失敗は、これからの幸せの布石である。
そう思えば、うまくいかない時も前向きに進んでいけるのではないでしょうか？
何より、日本の神様は決して、あなたが越えられない壁を作ったりはしません。
笑顔でまた、一週間のスタートを切ってください。
大丈夫、私たち龍神が見守っているのですから。
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