読者の諸君、おはよーなのだ!!

 

 

 

ガガだがね!!

 

さあ、11月最後の週。そして、いよいよ師走に入る週だ。

泣いても笑っても今年も残すところ一ヶ月。

どうせなら笑って過ごしていくがね!!

 

今週は寒暖の差が激しいとのことだから、体調管理にも気をつけてくれたまえよ。

可能であれば風呂や厠も暖かくしておくといいだろう。

なにより足元を冷やさぬようにな。

なに?

相変わらずお節介だと?ふん、よいではないか。

我は人間界に近い龍神だからな、人間たちのことをよく見ているのだよ!!

 

人の健康は大事だからな。

うるさくても勘弁してほしいがね!!

 

さあて、諸君。

今、健康のことを出したが、身体の健康はもちろんだが同じように大事なのが心の健康だがね。

心と身体は繋がっているからな、やはり心も健やかでなければならん。

 

人間、不満や欲求が多いと心が辟易するがね。

誰かにああして欲しい、こうして欲しい、本当はあっちがよかった、言わなくても察して欲しい、なんでこんなことわからないのだろう、私が一生懸命やっているのに全然伝わらない、私だけがこんな思いをしているなんて世間は冷たい等々、様々な思いが胸に渦巻く時があるだろう。

 

 

しかし、それは本当か?

自分で解決できることはないか?

相手の立場に立ってみた末の不満かね?

 

諸君に都合や立場があるように、相手にも都合や立場があるかもしれんがね。

まずはそこを少しだけ考えて怒った方が良いだろう。

我は怒るなとは言わん。

怒ってもいいが、それを引きずるなといつも言っているがね。損をするのは引きずった方だからな。

 

それからな、諸君には本当の意味で優しくなって欲しいのだ。

正論は確かにその通りかもしれんが、それだけに強く言えば冷たく感じられる。

だからこそ、柔らかく諭すということを意識すると良い。


例えば、散らかしたら片付けろよ、ではなく、

「片付いてると気持ちがよくて嬉しい」

と言う。

何事も言葉ひとつだ。

正論をぶちかますのが優しさではないがね。

 

相手に、意思をちゃんと伝えてこその優しさなのだよ。

 

また、その優しさは自分にも使うと良いだろう。

甘いものを食べ過ぎるのは良くないよ、と、ド正論を言うよりも、

このくらいでやめようね、ここでやめられたんだからバッチリOKだよ、と優しく自分に言い聞かせてやめる方が断然優しいがね。すとれすも少なくて済むし、なにより心がギスギスしない。

 

言い方で人間関係は驚くほど円滑になるがね。

ありがとうを連発するだけでなく、助かったと付け加えたり。

嬉しいとはしゃぐだけでなく、これ気になっていたんだと本心を伝えたり。

ごめんねと謝るだけでなく、自分の反省の気持ちを織り込んだり。

 

恥ずかしがらずに、人に優しく、自分にも優しくすることをすすめるがね。

これできっと今週は諸君の人間関係がガラリと変わるだろう。

 

もちろんより良くな。

 

それでは諸君、いい一週間にしようぞ!!

さらばだ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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(令和3年3月21日 読売新聞朝刊)

 

 

 

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