日めくり格言、毎月6日のイラストアート

 

 

 

働くとは、傍を楽にすること。

お前の働きで皆が喜ぶのだ。

 

かわいいでしょ?

この画、僕好きなんですよね~ウシシ

 

けどこれ、もともとは違ったイラストを採用する予定だったんです。

ここからはちょっとした裏話パー

 

最初はこれ、

 

 

見覚えあるでしょ?

このブログでもたまに使用しているイラストで、ファン向けの名刺にも使っているやつ。

だけど、吟味している時に高田真弓先生が

「タカさん、相談なんだけど。全体を通してみた時に、この画だとなんか違う気がして、もっとポップなイラストにしたいんだよね。ちょっとイメージ変えていい?」と、新たに描き直してくれたものを最終的に採用したわけです。

 

 

 

結果、ファンタジー感が増してグッと明るい画になった。

 

本当にできる人って、自分の考えや作品にすら「ダメ出し」できる。

他人に指摘されても、いい指摘だと思えば素直に受け入れるし。

自分でも平気で指摘する。そして、すぐにそれを直すことができる。

 

もちろん自分の作品にダメ出しされればおもしろくないし、最初はムッとするかもしれない。

だけど、その「ムッ」があるくらいがちょうどいいと僕は思っていてね。

誰だって本気で考えたアイディアを否定されれば「ムッ」っとするのは当然じゃないかな。

それがなければ本気とはいえないし。

(そもそも簡単に「ああ、そう。そうだね」と、何も感じず受け入れてしまうようではダメ)

 

それでも、頑なに「私のやり方は間違っていない」と相手の指摘を受け止めなければ、それはそれで進歩がない。

 

そのバランスが難しい。

真剣に考えた分だけ。本気で取り組んだ分だけ。否定されれば「ムッ」とするのは当然で。

だけど、次の瞬間に冷静に自分の頭で考えてみる。

そして、相手の考えを受け止めて「たしかにその考えの方がいい」という考えに至れば、さらにいい作品になる。

 

それを自分ですべて行って、自分のアイディアにダメ出しして進化させちゃうんだから、こんなに素敵なイラストが生まれるんでしょうねえ。

 

ちなみに、最初のイラストは僕が気に入っていたので別途依頼して新たに描いてもらったんですよウシシ

なんか僕が一生懸命に働いている感が出ていて、そのままじゃねーかって感じで愛しくて(笑)。

 

今日の日めくりの一枚を見ていて、そんな作成秘話を思い出しました。

さてさて、今日の僕は一休み。

休むのも仕事のうちです。

積んでた資料をコーヒー飲みつつ読みふける。

こんな日もまた良しですコーヒー

 

 

 

 

 

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(令和3年3月21日 読売新聞朝刊)

 

 

 

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たくさんの方のご参加とご協力、ありがとうございます!!

 

 

 

 

 

 

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