読者の諸君、おはよーだがね!!

 

 

ガガなのだ!!

 

さて、まず諸君に問おう。

今日は何の日か知っておるかね?

 

今日は、二百二十日なのだよ。

読み方はにひゃくはつかだがね。

 

なに?

そんな日は知らんだと??

 

ふうむ。ならば仕方がない。

我が説明しようではないか。

 

おい、黒龍。

カンペを用意したまえ!!

 

 

「はい、ガガさん。そのように予測してすでに仕上げてございます」

 

よろしいがね。

さすが黒龍は抜かりがないのだよ。

 

コホン。

えー、どれどれ。

 

二百二十日とは、立春から数えて220日目の日を言うのだ。

それが今年は、今日。9月11日にあたるがね。
特にこの頃は昔から、稲が開花する重要な時期であると共に、農作物に甚大な影響を与える台風に見舞われやすい時期でもあったのだ。

そこで過去の経験から、油断のならない厄日として警戒するようになったのだよ。

それが、「二百二十日」の所以なのさ。

 

うーむ。

今日はいつも以上にうまく読めたがね。

おっと、今のはひとり言だ。

小さいことは気にするな。

 

だが、それを説明すれば諸君は、

「えっ?厄日なの?」

「なんか悪いことが起きそう」

そう思うかもしれん。

 

ふふふ。甘いがね。

そんなことを言いに我が朝っぱらから出向くわけなかろう。

 

むしろ逆なのだよ。

今日が古来から、「注意日」であるならば。

今日を乗り切れば、これ以上悪いことは起きんということさ。

 

諸君の辛いこと。泣きたいことだってあるだろう。

それでも、今日を超えれば必ずそれ以上の日がやってくると信じたまえ。

頑張って乗り越えたことで諸君は成長し、どんな災いをも蹴散らす力を身につけてくれるはずだ。

むしろ、厄災の方が諸君から逃げ出してゆく。

 

いいことを教えてやろう。

「悪運」というのは、むしろ弱気になっているヤツの方へ近寄っていくものなのさ。

今日を乗り越え、素晴らしい日々を手にして欲しいがね。

 

何より、諸君には我々が付いているからな。

 

 

ソウダヨーッ!!

ボクタチガツイテルヨーッ!!

キャッキャッキャ!!

 

いや・・・おまえらは黙ってるがね。

我々とは、

 

 

我々、チームガガーズの面々なのだよ。

 

まあ、梵たちもいるが仕方があるまい。

自由奔放なやつらだが、力は確かだからな。

 

さあ諸君、今日も一日頑張って楽しく過ごそうではないか。

明日からもまた、さらに素晴らしい日々がまっているのだからな。

 

それでは諸君!

素晴らしい一日を送ってくれたまえ。

さらばだ!!

 

 

 

 

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(令和3年3月21日 読売新聞朝刊)

 

 

 

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