読者の皆さん、おはようございます。
黒龍です。
皆さん、今朝のお目覚めはいかがでしたか?
今、起きた方。
今、朝ごはんを召し上がっている方。
もうすでにお仕事へ向かわれた方もいるでしょう。
もしかしたら、時間をずらしてお昼休みにこの記事をご覧になる方もいるかもしれません。
どなたにとっても、良き一日になりますよう。
私たちは日々、皆さんの幸せを願っておりますよ。
さて。
そんな本日は少々趣向を変えたお話をいたしましょう。
とは言っても、もちろん神様のお話ですよ。
皆さん。
以前タカさんが作った神様相関図を
覚えているでしょうか?
改めて見てみましたら、なかなかにおもしろかったので、
私はこれをもう少し広げて話してみたいと感じたのです。
タカさんが作った相関図は古事記の神様を中心としていましたが、
日本の神社には他にも様々な神様がいらっしゃいます
天神信仰の菅原道真公もその1柱です。
かつては人間として生き、今では受験の神様としても親しまれている天神さまですね。
では、菅原道真とは相関図は作れないかといいますと、そんなことはありません。
今年の
龍神の教え手帳
【令和4年版】を開いてご覧ください。
5月にアメノホヒという神様が登場しておりますね。
アメノホヒはアマテラスの次男です。
そして、アマテラスの子でありながら
出雲のオオクニヌシにゾッコンになった変わり種です。
ほら、ごらんなさい。
イラストでもオオクニヌシを携えております。
そして実は、菅原道真はこのアメノホヒの血を引いているのです。
しかも、意外に知られていないことがあります。
それは、道真の生まれは出雲国(現在の島根県松江付近)だったという話。
道真の父親は出雲国庁に任じられ、出雲国へ赴任してきました。
そして菅原家のご先祖にあたる野見宿禰(のみのすくね)のお墓参りをしたのですが、その案内をした女性と恋に落ちたのです。
そして、生まれたのが菅原道真です。
ちなみに野見宿禰もアメノホヒの血を引いていて、今では相撲の神様として出雲大社の境内にも祀られています(野見宿禰神社)。
つまり、
・アマテラスの血を引き、オオクニヌシにゾッコンだったアメノホヒの血を引いていた。
・そのオオクニヌシの聖域、出雲国で生まれ育った。
その事実を知れば、菅原道真が現代にいたるまでご利益を臨機応変に変えながらあつく信仰され、また、大変ユーモアあふれる神様である理由がわかるでしょう。
アマテラスに国を譲りながらも、出雲大社を建てさせる交換条件を出したオオクニヌシのしたたかさを彷彿とさせますよね。
そんな菅原道真のクレバーさは、タカさんも
「やっぱり龍と暮らします」(扶桑社)で書いておりますので、合わせてご覧になってみてください。
詳しくは、
62頁 サービス精神旺盛だった受験の神様の真相
68頁 マジメだけではダメらしい。ひとさじのユーモアが人生を変える
を参照
いかがでしたか?
偉人が神様として祀られると言いますが、実はその偉人でさえ神様との関係がある。
これこそ日本人の神様と人間の間に境界をつくらないという精神の賜物です。
あなたも神様、私も神様。
さあ、あなたはどの神様と、どんな相関図を作りますか?
今日出会う「人間」という神様との関係が、きっとうまくいきますようお祈りいたします。
今日も良き日に。
黒龍。
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