読者の皆さん、こんばんは。

 

 

夜ですが黒龍です。

 

私はなにぶん黒いゆえ、

夜ですと闇に紛れて気付いてもらえないので、朝に登場することが多いのですが、今宵は月の光のない新月でございます新月


どうせなら、この闇に紛れて皆様の様子を見に行くのも一興でございます。

 

昨夜、ベンジャミンさんがお話した通り、

 

 

本日は邪気を祓うのに最適な上巳の節句(ひな祭り)と新月が重なった貴重な日。

 

そこで、ご利益を更に効果的に得るために、ひな祭りの風習についてお話ししましょう。

なぜなら、それを知っているのといないのとでは行う時の気持ちがまったく違うからですよ。

 

例えば、

 

 

ひな祭りでこのようなお供えを見たことがあるでしょう。

これは「菱餅」(ひしもち)です。

 

ここではどうぞ

色の組み合わせにご注目ください。

一番上の桃色には、魔除けの願いを込めた桃と春の桜をイメージしています。

真ん中のは、清浄の意味と冬の間に降った雪を。

そして下のには、健康への願いと、春の新緑を意味しているのです。

 

邪気を祓い、清浄であり、健康に。

春になり、雪の下から新緑が芽生えて桜が開花する🌸

 

実に日本人らしい風情と趣のあるお菓子と言えるでしょう。

 

次は、ひな祭りのお祝いムードを盛り上げる、

 

 

「白酒」(しろざけ)です。

もともと中国では「節句」に、桃の花を清酒に浸した「桃花酒」(とうかしゅ)」を飲んでいたのが起源と言われています。

それが日本へ伝わり、江戸時代にはすでに風習として広まっておりました。

 

ここ日本でも

桃の神様、オオカムズミ🍑

イザナギを救ったように、桃の実は神聖で邪気を祓うといわれていますからね。

 

まだ桃の時期ではありませんが、

タカさんのように桃味のジュースを飲んだりして、

 

 

臨機応変に楽しむのも悪くありませんよ。

 

おっとタカさん、

 

 

 

 

そちらは大きく違いますね。

仕事をしながら飲んではイケマセン。

 

まったく油断なりませんね。

 

それでは皆さん、上巳の節句と新月が重なる今夜新月

ベンジャミンさんのアドバイスに従って、よい願掛けを。

私もそばで見ておりますよ。

気配を感じたらどうぞ、お声をかけてくださいませ。


良い夜を。


黒龍

 

 

 

 

 

好評発売中です!!

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 

 

 

(令和3年3月21日 読売新聞朝刊)

 

 

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