妻の脳の異常についての記事は反響があり、皆さんには大変ご心配をおかけしました。
なんかアメトピさんにまで拾ってもらっちゃって、恐縮です。
スキーで転んで病院に行ったおかげで異常がわかり、日々の生活でも注意することができるわけで。
受診から少しずつ改善しています。
まあ、人間万事塞翁が馬とでもいいましょうか。
広ーい目線で見たら、何が幸いかわからないっていうことですよねえ。
ほんと、勉強になりました。
そして今回の発見は、いくつもの
偶然(必然?)が重なってことで起きた奇跡でした。
僕もようやく落ち着いてきたので、今夜はその日の話をしようかと思います。
まず、事の発端は年が明けたばかりのお正月でした
妻の弟、まあ僕の義理の弟夫婦にですね、
「娘(つまり姪っ子)にスキーを教えてよ」
と、僕が頼まれた場面からスタートします。
で、ついでに自分たちにも教えてくれと、義弟夫婦と姪っ子3人まとめてコーチすることに決めました。
その時点では妻はまだ、
「ワタスは寒いのは嫌いじゃ。あんたたちだけで行って来なされ」
と、結婚して18年、彼女の姿勢は変わりませんでした。
で、当日僕は義弟ファミリーに、なんとかかんとかスキー授業をして帰ってきたわけですが。
その時の様子を動画で妻に見せたんですよ。
そしたらですね。
「我が弟、なんだよこのへっぴり腰!!
これならワタスの方が少しはマシだわ。
よし、おまえさん。ワタスをスキーに連れてって。もっとうまく滑ってやるわい、くくく」
と、なぜか意気込んだんです。
スキーなんて一回もやったことないのに。
そうやって奇跡的に、妻はスキー場へ足を向けることになりました。
で、当日。
実はその日(1月24日)は、愛馬やまちゃんの命日でした。
これもまた偶然なんですが・・・
(やまちゃんとの出会いと別れについては、妻見えをご参照ください)
当日、朝起きると僕はレンタル費用やリフト代、食事代もろもろなどを考えお小遣い金庫から2万円を取り出すと、
リビングに飾ってあるやまちゃんの写真にかざし、「これで今日は良い1日にするよ」と声をかけて家を出ました。
で、現地に到着し
ワカさんはやる気満々だったわけですが・・・
レッスン開始1時間後、はしゃぎすぎてドワーッと転倒して頭を打つということに(笑)。
もう、ここが妻らしいというかなんというか(^^;)
芸術的な転倒ぶりでした、ホント。
あんな転び方する~?
まあ、
その時点では、
「まあ大したことはないだろうけど」
「それでも頭だから、念のためにね」
と、言い合うくらいの余裕があったんです。
ところが病院の先生はMRIの画像を見ながら、
「転んだ影響はありません。
ですが、これを見てください」
と、白くなった箇所を指差しながら、
「脳梗塞の跡があります。何カ所か起きていますから、今後注意が必要です。
転倒がキッカケとは言え、今のうちにわかってよかったですよ」
と言ったんです。
本人はおったまげて、一瞬ワケがわからなかったそうです。
こうして、脳に起きていた異常が判明し、
今後、何に気をつければいいかをより明確にすることができました。
で、僕も定期的に脳ドッグを受けることに決めたんです。
これが本当に起きたこと。
大体、妻の弟がスキーに連れていってくれと言わなければ。
「こいつよりはうまく滑れるはず」と行く気にはならなかったはず。
義弟よ、あなたのへっぴり腰のおかげです。ありがとう(笑)。
しかもやまちゃんの命日にね、これはもうやまちゃんが義弟を使って助けてくれたと思ってます。
しかもすごいのが、朝ごはん代、スキー場でのレンタル費用にリフト代、それにMRI検査と受診料を合わせてですね。
2万円ピッタリだったんです!!
1円の誤差もなく!!
そう、やまちゃんの写真に向かってかざしたあの2万円、あり得る?こんなこと(笑)。
やまちゃんが向こうへ行って丸3年。
やってくれちゃったなあ、うちの愛馬。
これで妻もますます気をつけてくれるでしょう。
もちろん僕もね!!
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