読者の皆さん、おはようございます。

 

 

 

黒龍です。

 

やれやれ、昨日の朝はガガさんに

通帳の話がバレてしまい焦りました。

 

 
ここだけの話、私はガガさんの資産管理を任されているのです。

ガガさんに通帳を預けると、
チンタマーニ同様あちこちに置き忘れてしまいますので、
私がお預かりしているわけです。
ですので、どうぞご安心ください。
ガガさんの通帳はしっかり私が持っております。
 
さて。
お金の話は置いておきましょう。
 
最近多いご相談で、
「優しくなりたい」というのがあります。
おもしろいことに、そのような悩みを抱える方々は「自分が怒りっぽい性質である」自覚をお持ちです。
まず例外なく。
 
すぐにカッとする自分。
嫌な言葉を吐く自分。
言い訳ばかりする自分。
怒鳴ったり、そこまでいかずとも強い口調になったり、相手を責めてしまう自分。
そして、最後はどことなく嫌な気分に陥ってしまうパターン。
周りも嫌だし、自分も嫌。
少しでもこの癖を直したい。
だけど、思ってもなかなかうまくいかない。
小さなことでもキッカケが欲しい。
変わりたい。
 
 
ええ、承知しましたとも。
あなたが変わりたいのなら、本気で知恵を貸しましょう。
 
ですがここは、その道の
エキスパート

我らが
 
 
 
タカさんに倣うのが一番よろしいでしょう。
 
なんせタカさん、今ではこのように
 
 
仏のような笑みを浮かべておりますが、若い頃はそれはそれは手が付けられないほどの荒くれ者でした。

とにかく一瞬でカッとなる。
カッとなったらもう止まらない。
瞬間湯沸かし器(しかもなかなか保温性が続くヤツ)もいいところ。
理屈で相手をねじ伏せる、相手のミスを突く、逃げ場を封じる等々……
 
それはそれは大変な悪人だったのです。
(ヒ、ヒドイ……さすがにそこまでではないですあせる
ワカさんの方がよっぽど怒りっぽ……アワワワあせる
BYタカ)
 

しかし、人が離れ、鼻っ柱をへし折られ、おまえの母ちゃんでーべーそと悪態をつかれ、最愛の妻からケリのひとつでも食らった日には

さすがにショックを受け、

 

「俺は変わらにゃならない」

と腹を決め、今のタカさんに近づいていったのです。

 

具体的にタカさんが始めたことは

「優しい言葉を口に出す」

ことでした。

 

タカさんは自らの気の短さと怒りっぽさを改善するために、

まずは口に出す言葉を優しいものにするという選択をしました。

それは大変に理にかなった方法でした。

 

口に出した言葉は相手だけでなく、自分の耳にも入りますね。

すると、聞いた言葉を脳が認識します。

脳は感情に直結していますから、乱暴な言葉を吐くと人物自体が乱暴な要素を持ってしまうのです。

 

ですが、無理に「素敵な言葉」は違和感があります。

ですから、タカさんは言い換えをするようになりました。

 

・この食べ物はマズい→俺は好きじゃないない


・あいつムカつく→なるべく付きあいたくない

 

と、いうふうに。

 

「常識ではこうだろう、普通はこうだろう」という言葉も、

「僕はこう思うんだけどね」という言い回しに変えました。

 

「この店は感じが悪いから二度と来ない!!」と思ったらそれをわざわざ伝えることは止め、

実際に足を運ばないという選択に変えていきました。

 

「どう考えてもこれが正義だろ!!」と強く感じていたことも、

「しかし、立場によって思いは変わる」と融通をきかし、多面的に見る訓練を重ねてきました。

 

すると、タカさんの元には本当に多くの人が近づいてきたのです。

タカさんのステータス欲しさではありません。

人間として、タカさんは人に惚れられる人物に変容していきました。

 

 

 

 

言葉ひとつです。


この小さなことから、タカさんは

意識改革を始めたのです。

 

猫がトイレに行けば「お利口だね~」と口に出し、

天気が良ければ「いい天気だなあ、気持ちが良い」と口に出し、

ステキなお店の人に会えば「素晴らしいですね」と褒め、

嫌な人に会ったら、(このバカ、知るか)と心で思い、サッと離れました。

 

この繰り返しを、長い間地道に繰り返してきたのです。

すると、タカさんは厳しいながらも、とても優しくなりました。

もちろん怒ることもありますが、それは必要がある時だけ。

くだらない時には、自分の感情を無駄にしないと決めているのです。

なぜなら、大事な時間です。


限りある時間を、嫌な思いで過ごしたくないからです。

 

ですから、ずっと怒っているあなたはとても損をしているかもしれません。

このまま怒って時が過ぎて後悔しないなら、どうそ今のまま怒っていてもいいでしょう。

私が困るわけではありませんから。

 

ですが、ほんの少しでも優しくなりたいと思ったら、どうぞ一度チャレンジしてみて頂きたいのです。

 

自分のために優しくなりましょう。

私はあなたの本当の優しさを知っていますよ。

 

それでは、本日も良き1日に。

 

黒龍。

 

 

 

 

 

 

 

 

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(令和3年3月21日 読売新聞朝刊)

 

 

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