先日のガガの説法、
↓↓↓
に、こんなコメントを頂きました。
ガガ様のメッセージにハッ!っと、思い出しました。
以前、伊勢神宮の内宮で皇族の女性が参拝している場面。
背筋は真っ直ぐ、顔を上げ、大きく腕を広げて拍手。大きなパン!パン!という音。凄い綺麗で凛としていたので、神社では私もその姿を思い出しながら、真似してます。
あんなにかっこよく出来ないですが。
お作法って、凄い、パワーがあるんですね。
今日のスタートにとても有難いメッセージをありがとうございました。
たぶんこれは、伊勢神宮の祭主である黒田清子さんのことでしょう。
せっかくの機会ですので、ここで日本の皇族と神社についてお話してみたいと思います。
清子さんは、明仁上皇(平成天皇)の娘であり、元皇族の女性。
今上天皇の妹にあたる方です。
ではその「祭主」(さいしゅ)とは、どんな役割を担っているのでしょう?
わかりやすく言えば、天皇陛下の名代としてアマテラスに仕え、伊勢神宮での祭祀を執り行う極めて重要な役割となります。
もともとアマテラスを祀るのに相応しい土地を探し祀ったのが、
第10代崇神天皇の皇女、豊鍬入姫命(トヨスキイリヒメ)
第11代垂仁天皇の皇女、倭姫命(ヤマトヒメ)
という、二人の皇族の女性でした。
(そのあたりの経緯についてはこちら→ありがとう、陰の立役者。)
その時、与えられたのが「斎王」(さいおう)という役割でした。
これは、「天皇家の守護神をまつる姫」という意味になります。
つまり、
もともと伊勢神宮でアマテラスを祀ってきたのは、皇族の女性だったのです。
(そういえば外宮でアマテラスの食事のお世話をしている神様もトヨウケという女性の神様ですね)
しかし、この斎王という役職は南北朝時代に廃止されてしまいます。
それに対して「祭主」という役職は、第33代推古天皇の御代にできた役職で、中央豪族だった中臣家が代々世襲してきました。
それが近代になって世襲制が廃止され、戦後からは再び皇族の女性が「祭主」として、伊勢神宮の重要な祭祀を執り行うことになったわけです。
ここにはかつての、
「斎王として女性皇族がアマテラスのお世話をしてきた」
という歴史があったからに他なりません。
ちなみに先代の祭主は、昭和天皇の娘である池田厚子さんでした。
皇族を離れたとは言っても、天皇家の血を継ぐ者として、今なお伊勢神宮で国民のために祈りを捧げているのです。
日本においては、神々と日本人をつなぐ重要な役割を女性が担っている。
そもそも最高神だって、
アマテラスという女神ですからね。
ちなみにですが。
出雲大社の祭祀を司る千家家に嫁がれたのも、高円宮憲仁親王の娘である高円宮典子さま(現在は千家典子さん)です。
かつてアマテラスに地上を譲ったオオクニヌシを祀る神職に、アマテラスの血を継ぐ皇族が入る。
天つ神も国つ神も関係なく、みんながひとつとなって国を守っていく。
そんな時代になってきたのだと最近、特に感じています。
そして、本来そうあらなければならないとも感じていますよ。
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