「しかし反響ありますね。やっぱり稲荷神社に怖いイメージを持っている人が多いのかもしれないですね」


僕は感嘆の思いを込めて言った。

今朝のブログ

稲荷神社の謎について 」への反響が大きいことに驚いたのだ。


「でも、こういう誤解で変なイメージがつくことってあるわよね」


ワカが何気なく言った一言に


「そうなんです!!さすがおふたり!!」





と、黒龍さんが突然大きな声を上げのである。

なんとまあ、珍しい。


「私は皆さんに言いたい!なぜ悪いものはいつも黒いイメージがあるのですか?黒いからと言って悪いとは限りません!!」


な・・・なるほど。

黒龍さんも黒い龍神として、そこは気になるところらしい。

そして今日の黒龍は止まらない。


「そもそもなぜいつも悪役は黒い衣装を着ているのですか?悪い奴だから黒だとは、納得いかないにもほどがあります!!」


ま、まあまあ、と僕は両の掌を上下させてなだめるように言う。

そして考えを巡らせ、


「黒龍さん。黒いから悪いということはないと思いますよ」

と、語り掛けた。


「黒いものは何物にも染まらず、様々なものに対応できるんです。そもそも最高の礼装である燕尾服はもちろん、モーニングやタキシードなどフォーマルは全て黒じゃないですか。ブラックって響きもかっこいいし」


すると黒龍さんは、

「なるほど。そのような見方もできますね」

と、落ち着きを取り戻したように言った。


「そうそう。そもそも白なんて、どんな色にも染められてしまうんですから。何にも染まらない黒が一番!!黒、最高!!」


調子に乗ってそう言ったのがマズかった。


「なにい!!タカや。白い我はダメだというのかね!?」

 




し・・・しまった。


「おい!タカ、答えるがね!!おまえは白い我を冒涜したのだ。龍神イジメなのだ!龍神虐待なのだ!我は捨てられて捨て龍になってしまうがね」

 


龍神虐待って、そんな人聞きの悪い。

だがすでに時は遅し。


「タカさん。私はやはり黒いことに誇りを持ちます」

「おい、タカや!我を冒涜するとはマイナス100万ポイントなのだ!」


白と黒の争い?は、まだまだ続く・・・。





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