実はメルマガに、とても興味深い質問を頂いたんです。


いつもならメルマガでのみ回答しているのですが、興味のある内容だっだので、ブログにてお答えしたいと思います。


その内容はこちらダウン


とあるブログ等で稲荷神社は安易に参拝してはいけない、一度参拝すると一生信仰しないと祟られる、とありました。
そんなに怖い神様がこれだけ日本に広まっているわけはありませんし、私の氏子神社も稲荷神社ですからお正月や何かあった時には参拝しています。
なぜ稲荷神社は祟られるなど悪く言われるようになってしまっているのでしょうか?
ガガさん黒龍さんは龍神ですので稲荷神社は畑違いかもしれませんが、もしご存知でしたら教えたいただけると嬉しいです。



たしかに稲荷神社と聞くと、苦手な人もいるかと思います。

今日はこの質問について、黒龍さんが回答してくれましたのでご紹介します。







かしこまりました。私でよろしければお安い御用です。

まず初めに申し上げます。


「一度参拝したら、一生参拝しないと祟られる」


そんなことはありません。

迷信です。


ですが、そのような噂があるのも事実です。

ではなぜ、そのような噂が立ったのか。

今日はそこを解説いたしましょう。


まず、稲荷神社の眷属は皆さんもご存知の狐です。


そして、その狐には大きく分けて


1.普通の狐

 

2.いたずら(悪さ)をする狐

 

3.福を運ぶ狐


の、3種類が存在します。


ではこれを皆さんに置き換えてみましょう。

人間にも


1.良い人

 

2.悪い人

 

3.特別な人(著名人など)


が、存在しますね。

その中で大多数が、1の良い人、だと思います。


ですが皆さん、ちょっとだけ考えてみてください。

心のどこかに「人間は悪い生き物」というイメージがありませんか?

例えば、

・自然を破壊する

 

・嘘をつく

 

・他の生き物を殺す


そんな一部の行為が、人間全体のイメージになってしまいます。

大多数が良い人で、人間は素晴らしい存在なのにも関わらず、です。


実はそれと一緒なのです。

ごく一部の悪さをする狐のイメージが先行し、あまりよろしくないイメージにつながってしまいました。

そしていつしか、眷属が狐である稲荷神社にも大きく影響を及ぼしてしまったわけです。


ですから、ご心配なく。

祟りというものはありません。


ですが。

ここからは、人間側の要因もひとつ言わせて頂きたく思います。


残念なことに人間の中には「他人への恨み」から、人の不幸を願う人もいます。

そういう人は、前述のイメージがあるせいか、稲荷神社に祈りに行くことが多いのも事実です。


すると神様としてはどう思うでしょうか?

「人間の望みとはそういうものか」

という認識を持ってしまえば、その神様がそういう曲がった性格になってしまうことにもなりかねないのです。


結局、神様がそうだったのではなく、人間自身がそういう神様を作り出してしまうということです。


もともと稲荷神社の神様ウカノミタマは、五穀豊穣の神様。

眷属が狐なのも、稲を食い荒らすネズミを退治してくれるからです。


日本の象徴であるお米を守ってくれる神様が、祟りだなんだと、そんなことをするはずがないのです。


その辺をご理解頂けたら、疑問も解消するのではないでしょうか。



「黒龍さん、ありがとうございました!」

僕はそう言って頭を下げる。


黒龍さんも、神様の誤解を解けて嬉しそうだ。


ただ、やはり神社と人は相性なのだそうだ。

ここが流行っているから、とかで神社に行くのではなく、自分が好きで行きたい場所が一番です、と黒龍さんは最後に言った。


実際、うちの妻はお稲荷さんが苦手である。

あ、だけど。

笠間のお稲荷さん神社





ここだけは大丈夫だというから、やっぱり場所などの相性もあるのかも。


それとも・・・

笠間稲荷神社の隣にある





うなぎ量深(りょうしん)さんに





行きたいだけだったりして(笑)



そんなこと考えていたらまた食べたくなってきたうちわあはv









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