以前、黒龍さんが


「日本人が外国の神様に祈ってもご利益はあまり期待できない、それななぜか」

ということを解説してくれました。

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外国の神様を祈ってご利益はあるのか?そこんとこ聞いてみた


この記事には、とても大きな反響がありましたので、今日はもう少し深く書いてみたいと思います。


その国の神様は、その国の人間の思考と連動しています。

そりゃそうです。その国の人たちの祈りで生まれた神様ですから。


これは裏を返せば、その国の神様のことを知れば、その国に住む人たちの人間性がわかるということ。


これを示す、ちょっと面白い話があるんです。


ピーター・ドラッカーというアメリカの経済学者をご存知でしょうか?

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』

という小説がアニメや映画にもなり話題になったので、知ってる!!って方も多いと思います。


その彼が日本を知るために最初にしたのが「日本神話を読む」ということでした。

知らない土地の人たちの根幹を知るには、まずその土地の神様を知るべし。

実はこれは世界の人たちからみれば基本中の基本。

当然のことらしいのです。


ですから幕末に日本を訪れたイギリスの外交官、アーネストサトーも日本のことを母国に知らせるために書いたのは『神道論』でした。

本居宣長や平田篤胤の書いた神話研究を学んだのです。


イギリス公使パークスの補佐役だったアストンも『神道』という本を書いていますし。

スパイとして日本に潜入していたロシアのゾルゲも『日本神話辞典』で神話研究をしていたといいます。


初めてこれを知った時、僕は本当に驚きました。

だって、日本人を探りに来たスパイが真っ先にしたのが神話研究なんて。

一体、この神話の中にその民族のDNAがどれだけ詰め込まれているのだろうか、と。

僕が神話に強烈に惹かれ研究を始めたのは、その史実を知ったからといっても過言ではありません。


その国を知りたければまず、その国の神様を知る。

 


 

 

それが世界の常識だった。

 


つまり、

神様はその国の人たちの思考によって生み出される。

という、いつもガガに言われていることは、世界の当たり前だということなんでしょうね。


世界にはまだまだ、勉強したいことが山積みです。

今後も執筆の合間に、いろいろ調べて、知識と知恵をバランスよく付けていきたいと思っています。












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