感覚と筋力のズレ
メダカと川えびを飼い始めたdragonです。
ランナー復帰、練習4回目。
恐れていたことがついに・・・
30分Jogしたあと、120mのダッシュ3本目。
ラスト80mでギアをトップに入れた瞬間、右のハムが、
ミートグッバイ![]()
歩けるので軽症でしょうが、全治2週間ってところでしょうか。
ダッシュ2本目で昔の感覚を思い出したのが失敗の元でした。
「地面をつかんで体を前に押し出す」
久しぶりの「進む感覚」に、調子に乗りすぎました。
しかし、こういった感覚はいつまでも残っているものですね。
歳をとっても自転車に乗れるように。
それが故に筋力とのズレがこういった怪我を・・・
最大筋力自体は個々の筋力を見ると現役の時よりもあがっているのかもしれません。
現役時代は今みたいにトレーニングは入れていませんでしたので。
大腿二頭筋という筋肉ではなくて、
「走る」という筋肉の総合的な力が不足していたのでしょうか。
やはり単一の筋肉ではなくて、「動き」という複数の筋肉の総合的な力がスポーツ選手には必要ですね。
「筋力トレーニング」+「動きのトレーニング」
現状をしっかり把握して段階的なトレーニングプログラムが必要です。
今日は鹿児島。
午前中指導で午後の空いた時間に霧島市の「塩浸り温泉」へ。
ここは坂本龍馬が妻のお龍と日本初の新婚旅行で来た温泉です。
寺田屋事件で負った傷を癒したことでも有名です。
dragonも右足を癒しに。
あれっ?肉離れは温めたらダメなんでしたっけ。
まぁ気にせず。
黄色くにごってて、鉄分を含んでいるのかな。
露天はなく内風呂だけでしたが、源泉は2つありました。
なんだか少し治った気がする~。
目指せ800mランナー
長崎も朝夕が涼しくなりました。今、外では鈴虫が鳴いています。
ということで、今日から夕方少しずつ走り始めたdragonです。
最近のお腹の脂肪が気になってきて、少々焦ってきていました。
TVショップで、
「あのハンドボール宮崎選手も愛用しています」
話題のスレンダートーン。
いやいや、楽をしちゃいかん!!
とにかく走ろう。
とりあえず久しぶりということで、今日の目標は20分。
15分で終了。
まぁ、こんなもんです。
走ってみて気付いたこと。
走り始めて5分。
呼吸器系が苦しくなる。
走り始めて10分。
腰が重たくなって重心が落ちてくる。
走り始めて13分。
腕が重たくなって推進力が落ちてくる。
走り始めて15分。
精神的疲労により足が止まる。
「1日目だから無理をせず」と自分に言い聞かせて納得。
(精神学者フロイトによるとこの防衛機能を合理化という。)
10年ほど前までは現役のランナーでしたが、このザマです。
今回分かったこと。
普段の運動不足から肺の機能が低下している。
まずはしっかりと肺をいじめよう。
腹筋群の筋持久力不足。
やはり上体を支えている腹筋群は必須ですね。
最大筋力よりも、まずは筋持久力だな。
広背筋を含め肩周辺のインナーマッスルの筋持久力不足。
これは走ることで筋肉を作っていきましょう。(というより、動きに慣れさせよう)
3日坊主にならないよう、ハードルを低く設定します。
一、基本は毎日。
一、朝は苦手なので夕方以降の涼しい時間帯。
一、日帰り指導など時間が取れないときはしょうがない。
一、雨の日はしょうがない。
一、Jog時間は前回時間よりも1分でも長く、を目標。
一、スピードにこだわらない。
あと、今後の状況についてはブログにて報告させていただきます。
応援よろしくお願いします。
目標は・・・やはり試合ですね。
自信がついたら出たいなぁ。
そのときはユニフォーム作っちゃいますよ。
ルルさん、スーパードライさん、ファルコンさん。
マイルは無理でも4継でも出ますか。
陸上競技のいいところ、
走・跳・投
自分の長所で勝負ができます。
Kingさん、タイガーさん、ミニマムさん(ネームこれでよかったですか?)、
どうですか?
マー君の故障について思うこと
ここにきてジャイアンツの調子が悪いので、面白くないdragonです。
たまにはトレーナーらしく・・・
スーパードライさんからの課題に休日返上で考えました。
「右大胸筋部分断裂」
スーパードライさん曰く、
大胸筋はアクセル。
大胸筋は↑の写真のように伸びきった状態から一気に縮んで腕を前方に振り下ろして
(SSCという腱のバネ作用を利用)ボールを投げる。
田中投手のフォームの特徴はリリースポイントが高いところ。
真上から投げ下ろすように腕を上げます。
対してダルビッシュ投手は自然な腕の角度から振り下ろす感じです。
腕を上に上げれば当然大胸筋は引っ張られます。
大胸筋にかかる負担も増しますが、SSCの力も増します。
あるブログで
『今季の田中は「ボールを投げる上で大胸筋のトレーニングはあまり効果的ではない」という理論を一部取り入れ、トレーナーの承認を得た形で4月から大胸筋のトレーニングを極力控えてきた。』
とありました。
(この記事が事実かどうかは分かりませんが・・・)
フォームから見れば大胸筋にかかる負担は大きいのに、
大胸筋を鍛えることを辞めてしまう。
結論・・・
大胸筋の筋力低下が今回の部分断裂を招いた・・・のでは?
あと、どちらかというとエキセントリック(筋肉を伸ばしながら力を発揮する)動作のトレーニングが必要かと。
たぶん、上腕骨付近の大胸筋が断裂したのではないでしょうか?
その場合、やはり腕を振り上げて大胸筋が伸ばされたときの負荷の大きさにやられたのでしょうか。
それから、
いろんな記事を読んでるとサンスポ.comのコラム(9月2日)に
「投手ではあまり聞いたことがないけが」と楽天・ブラウン監督は首をひねったとか。サンケイスポーツ専属評論家の江本孟紀氏も「初めて聞く」といい、「田中がそうだというわけではないが、最近の投手は筋力をつけて速いタマを投げようとウエートトレーニングをしすぎる。胸などに筋肉をつけるとかえって投げにくくなるはず」と話す。
江本氏の現役時代は、ウエートトレーニングに精を出すのは野手だけだったという。「投手はランニングで全体をほぐして故障しにくい、やわらかい筋肉を作ることに主眼を置いていた。冷暖房がきいた室内でのウエートトレは楽だろうが、無理な筋肉増強は五体のバランスに影響する」。
突っ込みどころ満載ですね。
大手のスポーツ紙のコラムにしてはお粗末すぎます。
速いタマを投げるためのウエイトではない。
たぶん肩の可動域のことでしょうけど、いまだによく聞きますね。
ランニングが全体をほぐし、やわらかい筋肉を作るって、意味が分からない。
ウエイトトレーニングが楽って、やったことないんでしょうね。
バランスを考えたプログラムはトレーナーの責任ですね。
ウエイトトレーニングの正しい理解を伝えていきましょう。
たまにはトレーナーらしく考えること・・・
最近、オランダのHOLLANDIAというビールにはまっているスーパードライです。
(またコストコ、しかも安い・・)
突然ですが今日は、楽天の田中将大投手のケガについて思うことです。
アメブロに来てくれた、マー君(右投げ)ですが、一番最近のケガが、
「右大胸筋部分断裂」その前が、
「右大腿二頭筋挫傷」ですよね・・・
トレーナーの視点からこのケガを見ると、両方とも、アクセル側のけがですよね。
先日、まだバリバリ若い、野球経験者のタイガーさんと話していたら、
「いや~久しぶりに、ピッチングをしたらブレーキ側の筋肉がバリバリですね~」
と、電話で話していました、ブレーキ側?とは・・・
トレーナーから見ると、筋発揮して、身体を動かす主動筋側は、アクセル側。
その動いた身体をうまく止めて、末端を走らせて、
動いた身体にストップをかける方を、ブレーキ側(拮抗筋含む)と言っています。
右投げのタイガーさんいわく、マウンドから蹴って、
ストップをかける左の大腿四頭筋(大腿前部)、
低めに投げ込む為の、深い角度の股関節のストップをかける、
左の大臀筋、中臀筋(おしり)。
そして、最後に右腕を止める、右肩のインナーマッスル
(棘下筋、小円筋、棘上筋など肩の後ろ)が、筋肉痛になったそうです・・・
すべて、ブレーキ側のダメージ・・・
このケガの状態のマー君に、トレーナーはどう考えるのが良いのでしょうか?
皆さん教えて下さい~。
たしか、マー君は、オリンピックか、WBCの前に、上腕二頭筋のケガがありましたよね?
それは、ブレーキ側のケガでした(前腕を止める筋肉)。
今回のケガを予防するには、何をしたら良いのでしょうか?
良くピッチャーは、ベンチプレスしないほうが良いと言う人がいますが、
大胸筋って、使われているんですね~(笑)
ブレーキ側だけ鍛えるだけでは、だめなような気がする~(古!)
スーパードライでした~(まとまんなくて、ごめんなさい)
パートナー
台風9号接近の長崎から、今日の指導は台風のおかげで中止です。dragonです。
先日、指導先の体育館の裏にダンボールが。
そこには大量のスパイク、シューズが・・・
たぶん、部室掃除で出てきたのかな。
引退した3年生の?
卒業生のかな?
まだまだ使えそうなものもある。
選手にとって道具、特に身に付けるもの、スパイクやシューズは、
とっても大事なパートナーだと思います。
だから、思い入れも強くなります。
なんだか、悲しいですね。
これはdragonの足を支えてくれた歴代のスパイクたちです。
右上は以前にもブログで紹介しました、
「スーパーアスリート’91」
左上はアンツーカー用スパイク
「ジェドル」
すでにスパイクとしての機能が果たせないものばかりです。
でも、なぜか処分できない。
ともに戦ってきたパートナーですから。



