~過去の出来事に対する解釈を変えることで

現在の感情を変える~



〈コンプレックスでのワーク〉


●いつ()歳の出来事?

6歳未満

小学校3年

●どこで?

自宅

小学校内


●何が起きたか? 

「赤いスカートはいたり、どんなに女の子らしい格好をしても男の子に間違えられるんだよね」と親に言われたこと。

ちなみに、弟は逆に女の子と言われたりしていたらしい。



●当時のあなたは何をしたか? 

普通にスカートをはいて、女の子らしい格好をしていた。



●過去のあなたに起こったことを観察して、現在のあなたはどう思いましたか?

髪型がショートに近かったせいか、それだけで男の子だと言われてショックだった。



●当時のあなたに、何を言ってあげたくなりましたか?

大丈夫、充分、女の子らしいよ☺️

言いたい人には勝手に言わせておけばいいじゃないのかな。



●何をしてあげたくなりましたか?

抱きしめてあげたい。

大丈夫だよ、私はかわいいと思うよ、大好きだよ、と伝えてあげたい。



●それを言ってあげて、してあげて、どんな感じがしましたか?

泣きたくなった。

女の子だと認めて欲しかった、と訴えていた。



●過去のあなたと一体化した時、身体のどこにどんな感じがしましたか? 

胸が温かくなった気がする。



●「あなたがいたから、今の私がいる。ありがとう。これ一緒に成長していこうね」と言った時、どんな感じがしたか?それはどんな感情ですか? 

ホッとして安心した。涙が出てきた。



●どうしてあなたは、このことを思い出したのでしょうか?

顔にコンプレックスがある。

特に切れ長の目とか、父親似でごつい顔とか。

大嫌いな顔にコンプレックスがあったから。



●この出来事は、何を伝えようとしているのでしょうか? 

昔、「笑顔が素敵だね」と言われたことがあったのを思い出した。

顔の造形ではなく、表情の良さから、成人式の写真が写真館で飾られたことがあったのも思い出した。

私の笑顔を「素敵」だと言ってくれる人の話を信じれなかった自分がいることに気がついた。



●あなたは、この出来事から何を学んだのでしょうか? 

私の笑顔は、最高だ❗と言うこと。

表情が周りの印象を変えると言うこと。




●この過去の出来事は、現在のあなたに、どんなふうに役にたっていますか?

笑顔を忘れていたことに気がついた。

もう一度、笑顔を取り戻したいと思えた。




●やってみて思ったこと

長い間、笑顔でいることを忘れていた気がする。

笑顔の練習をしてみたい。




参考文献:

自分をあきらめないで。絶対上手くいく

矢野惣一