ウオール・ストリート・ジャーナルより 2012年4月27日
マードック氏、盗聴スキャンダル処理の不手際を謝罪
【ロンドン】米メディア大手ニューズ・コーポレーション(ニューズ・コープ)のルパート・マードック会長兼最高経営責任者(CEO)は26日、英政府がメディア業界の慣行を調査するために設置した独立調査委員会で証言し、同社傘下の大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド」(廃刊)の盗聴取材疑惑に対してもっと迅速に対処すべきだったと述べた。マードック会長の証人喚問2日目となったこの日、委員会では同社が盗聴スキャンダルの処理を傲慢な姿勢で行っていたのではないかという問題に焦点が当てられた。
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朝日新聞より 2012年3月14日
マードック氏の元側近再び逮捕 英紙盗聴事件
ルパート・マードック氏が率いるニューズ社傘下の英日曜大衆紙ニューズ・オブ・ザ・ワールド(廃刊)の盗聴事件を捜査しているロンドン警視庁は13日、同紙元編集長のレベッカ・ブルックス容疑者(43)と夫ら男性5人を司法妨害などの疑いで逮捕した。英BBCなどが伝えた。

ブルックス容疑者は同じ系列の大衆紙サンの編集長も務めたマードック氏の元最側近で、逮捕されるのは昨年7月に続いて2回目。サンの編集幹部らも公務員への贈賄事件を巡って相次いで逮捕されており、信頼回復を図ってきたマードック氏にとって、さらなる打撃となる。
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朝日新聞より 2012年2月12日
英大衆紙サン、また幹部逮捕 マードック氏、近く訪英へ
ロンドン警視庁は11日、ルパート・マードック氏率いるニューズ社傘下で英国最大の大衆紙サンの副編集長や幹部記者ら5人と、警視庁の警察官、英国防省職員、英軍人の3人を贈収賄などの容疑で逮捕した。BBCなどが伝えた。

サンは、盗聴事件で昨年廃刊した日曜大衆紙ニューズ・オブ・ザ・ワールドの姉妹紙。容疑の詳細は不明だが、記者が警官らに現金を渡して違法に情報を得た疑いがもたれている。ニューズ社側が情報を提供し、逮捕につながった。
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wikiより抜粋
◆2013年に向けて◆
ルパート・マードック
キース・ルパート・マードック(Keith Rupert Murdoch、1931年3月11日 - )は、オーストラリア系アメリカ人の実業家。
メディア・コングロマリットのニューズ・コーポレーションを所有することから世界的なメディア王と呼ばれる。長年オーストラリアを拠点としていたが、1986年にアメリカ合衆国でFOXテレビを創設した際に連邦通信規則との関係でアメリカに帰化した。

生い立ち
オーストラリアのビクトリア州メルボルンに、1931年に生まれる。ジャーナリストであった父のキース・マードック伯爵 (Sir Keith Murdoch) はオーストラリアの名門社会の一員で、第一次世界大戦での報道で活躍し、当時のオーストラリア首相ビリー・ヒューズの個人的なアドバイザーでもあった。またメルボルンの新聞「ザ・ヘラルド」などを所有し、オーストラリア一政治的影響力の強い新聞社社長・メディア経営者となった。キースは1928年にエリザベス・ジョイ・グリーン(後のエリザベス・マードック (Elisabeth Murdoch) と結婚し、息子ルパートと三人の妹をもうけた。キースはルパートの少年時代の不出来さに不満を持っており、息子が自分のあとを継ぐことを絶望視していた。ルパートはキースに反抗的であった。

ニューズ・コーポレーションの設立
1980年代にはイギリスの名門紙タイムズ、アメリカの映画会社20世紀フォックスの買収、アメリカでのテレビ・ネットワークFOXの設立など事業を拡大し、その経済力・政治的影響力は世界規模に拡大している。1987年にはかつて父が所有し本拠としていたヘラルド・アンド・ウィークリー・タイムズ社 (The Herald and Weekly Times Ltd) の買収についに成功し、父のメディア王国を取り戻した。
2005年には当時世界最大のSNS・MySpaceを買収。その影響力をネットの世界にまで拡大させている。

人物
自身が所有するFOXネットワークの人気番組で、様々な米英の有名人が本人役でゲスト出演する「ザ・シンプソンズ」においては'「わしが世界征服を企む悪のメディア王、ルパート・マードックである」[1]というセリフを喋った事もあり、ユーモアには一定の理解を示す人物(シンプソンズのスタッフをはじめ、FOXネットワーク等の関係者には民主党支持のリベラル派で反マードックを表明する者も少なくないにもかかわらず)[2]。

また、映画『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』に登場する、中国での視聴者獲得のため英中間に戦争を起こさせようとするメディア王・エリオット・カーヴァーは彼がモデルである[3]。

自身が所有するFOXネットワークの人気番組で、様々な米英の有名人が本人役でゲスト出演する「ザ・シンプソンズ」においては'「わしが世界征服を企む悪のメディア王、ルパート・マードックである」[1]というセリフを喋った事もあり、ユーモアには一定の理解を示す人物(シンプソンズのスタッフをはじめ、FOXネットワーク等の関係者には民主党支持のリベラル派で反マードックを表明する者も少なくないにもかかわらず)[2]。

また、映画『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』に登場する、中国での視聴者獲得のため英中間に戦争を起こさせようとするメディア王・エリオット・カーヴァーは彼がモデルである[3]。

所有するメディア一覧
これ見たら唖然とすると思う。