低公害車とは

大気汚染物質(窒素酸化物や一酸化炭素、二酸化炭素など)の排出が少なく、環境への負荷が少ない自動車とのこと。


低公害車の種類
・燃料電池自動車

水素と酸素を反応させて電気を発生させ車を動かす為、環境汚染の原因になっている排ガスはほとんど排出されない。しかし、水素は燃えやすく危険なので安全性を高める事をクリアーしないといけない。
・電気自動車

リチウムイオン電池を使用

・天然ガス 自動車
・ハイブリッド自動車
・低燃料かつ低排出ガス認定車 の5車種を指す。


低公害車の認定を受けた自動車は、税制面で優遇される等の特典を持つ。通称はエコカー。



環境省 低公害車ガイドブック2009link より引用


燃料電池自動車啓発促進事業について
地球温暖化や大気汚染は、大きな社会問題となっています。特に自動車から排出される排気ガス、CO2などが環境に与える負荷は大きくなっています。


そのため、新しい技術を活用し環境負荷の低減を実現した、低公害車の普及と、その自動車会社の構築が、21世紀のいま重要となっています。


燃料電池自動車への期待
クリーンで、エネルギー効率が高く、次世代低公害車の本命とされています。



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上の事だけみると、素晴らしいように感じますよね。

でも、電気自動車に使われるリチウムイオンの事についてみなさんは知っていますか?(知らされていますか?)



TrendWatch linkより引用

住友商事が二次電池に使われる資源の確保を強化している。リチウムで世界最大の埋蔵量を持つ南米ボリビアでの資源開発に向け、リチウム抽出技術の開発に乗り出している。

 

電気自動車元年といわれる今年、リチウムイオン電池やニッケル電池など高性能の二次電池はハイブリッド車や電気自動車の本格普及に伴い、将来の資源不足が予測されている

 

ボリビア南部の「ウユニ塩湖」かん水には多量のリチウムが含まれ、世界のリチウム埋蔵量の半分にあたる約五百四十万トンの埋蔵が確認されているが、抽出が難しく開発が遅れている。

 

http://nappi10.spaces.live.com/blog/cns!39E8451829AE7F4!15811.entry  より引用

南米の貧困国ボリビアは「21世紀のサウジアラビア」になるかも知れない。これからの資源は石油ではなく、次世代電池の原材料となるリチウムだ。

 

リチウムは携帯電話端末、ノートパソコン、電気自動車のバッテリーを製造するのに使われ、世界のリチウム埋蔵量の半分(約540万トン)が南米ボリビア南西部の荒野に眠っていると推定される。


◆2013年に向けて◆


リチウムは世界各地の干上がった塩湖の塩から採集されます。

◆2013年に向けて◆  


◆2013年に向けて◆


◆2013年に向けて◆

ちゃんとした労働料はもらえているのだろうか?


◆2013年に向けて◆

リチウム鉱山の汚染された水


http://www.dailymail.co.uk/home/moslive/article-1166387/In-search-Lithium-The-battle-3rd-element.htmlea2@k link より引用





そのうえ、リチウムを採集した残りは捨てます。これが鉱山の宿命です。

その激甚な公害は大変なものです。