NHKスペシャル 2008年9月14日 link より引用
泥沼化する米軍のイラク駐留。激しい戦闘ストレスから前線を離脱する兵士が続出し、帰還兵たちはPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症している。米軍は、最新の医学知識を総動員し、兵士の心のケアに追われている。


戦場の兵士を襲う「殺される恐怖」と「人を殺す恐怖」。極限状況における人間心理を、国家はあらゆる角度から研究し、人間を戦闘マシンに近づける方法を模索してきた。


初めて大量の市民が戦場に動員された第一次世界大戦では、精神に障害を負う兵士が続出。医師たちは電気ショックを与えるなどして戦場に送り返す「実験」を行った。


また、第二次大戦で「敵に発砲できない兵士」が広範に存在することをつきとめた米軍は戦後、訓練法の改善を重ねることで、条件反射的に発砲できる兵士たちを作り出す。しかし、彼らが従軍したベトナム戦争では、日常生活に復帰できないPTSD患者が大量発生した。


兵士を戦場で戦わせるために、人類は何をしてきたのか。番組では、20世紀の戦争史をひもときながら、「兵士の心が壊れる」というもうひとつの悲劇を描く。



NHKスペシャル「戦場 心の傷(1)兵士はどう戦わされてきたか」
動画は http://www.veoh.com/browse/videos/category/webseries_documentary/watch/v169323927ABFBjrm ←こちら


NHKスペシャル「戦場 心の傷(2)ママはイラクへ行った」

動画は http://www.veoh.com/browse/videos/category/webseries_documentary/watch/v16932412szHjnaN9 ←こちら


番組の内容から一部 引用
戦場での強い恐怖や罪悪感から心に傷を負いPTSD等に苦しむ兵士は、アフガニスタンやイラクからの帰還兵だけで30万人にのぼるとされています。戦争を遂行する国家は兵士に勇敢に戦う事を常に求めてきた。


そのせめぎあいがどのように繰り返され、兵士たちの心に何をもたらしてきたのか?

戦場での過度のストレスから、日常を戦場と勘違いして人を殺してしまう。それを阻止させるためにメンタルケアを受けるようにTV-CMで提唱・勧告している。


そうした事にかかっている経費は62億ドルと言われています。


女性兵の1/3は母親だそうです。 

彼女達は人殺しをした自分には子供を育てる資格はないと…

自分の子供の顔が自分の射殺したイラク人の子供に見えると…



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実際はもっと多いでしょうね。
アメリカはなぜそこまでして戦争をしたいのでしょうか?


また、兵士に対して
「非難をする人」(戦争を嫌っている人)
「ヒーロー化する人」(悲劇的な現実を受け入れられないでいる人)
悲劇は両国の兵士たち、戦地では民間人に起こっている。


非難や美化でなく

なぜそのような悲劇は起こっているのか? 根本に注目して欲しいですよね。


戦争という手法を提唱する政府に疑問を持って欲しい。


中央の男性は今どんな心境なのだろう?この写真合成かと思ったら、どうも合成ではないらしい。

この三人が本気の本音トークをはじめたら…どんな事になるのだろうか?
◆2013年に向けて◆

↑この写真は http://www.pajamadeen.com/tag/ptsd より


◆2013年に向けて◆  ◆2013年に向けて◆


◆2013年に向けて◆  ◆2013年に向けて◆


◆2013年に向けて◆  ◆2013年に向けて◆
「自分は間違っていた」 そうした声を勇気を出して上げている人もいます。
帰還後、後悔から自殺をしている人がいます。

PTSDに苦しんでいる人が多くいます。




◆2013年に向けて◆
戦争はまちがっているという勇気を持とう。



私は広島育ちなので…小学校の時から平和教育でたくさんの戦争の悲劇を学んで来ました。

学校の先生には被爆者の人もいました。


原爆で家族を失っていた先生は子供の頃、被爆女子としてアメリカに先進医療を受けに行っていました。

実際には原爆被害研究が目的で呼ばれていたのだと思われますが、現地のホストファミリーはいつしか先生を本当の家族として受け入れていました。医療期間を終えた後もずっと家族として


私は一度、一週間くらいですが、先生と一緒にアメリカに渡り、そのホストファミリーの家にお世話になる事がありました。すると向こうの家族は先生の帰国を本当に喜んで、生徒である私は先生の子供も同然だからととてもよくしてくれました。


そして、戦争や原爆の話題になり、「国には国境は有るけど、人の心には国境はないんだよ(涙)」と先生の育てのお母さんが…、それがとても印象に残っています。









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