クリスティー文庫19 加島祥造訳 2004年

愛国殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
¥734
Amazon.co.jp
【ヘンリイ・モーリイ】クイーン・シャーロット街58番地の歯科医。小柄な男。
【ジョージイナ・モーリイ】ヘンリイの妹。家事を切りまわしている大柄な女。
【アルフレッド・ビッグズ】歯医者のページ・ボーイ。名前を覚えられない。
【ライリイ】ヘンリイ・モーリイのパートナーの歯科医。アイルランド人。背が高く色の浅黒い青年。額ぎわに一房の髪をぱらりと下げている。
【グラディス・ネヴィル】ヘンリイの秘書。金髪、色白で背が高い。28歳ぐらい。有能な女性。
【フランク・カーター】グラディスの恋人。色白で中背の青年。
【アグネス・フレッチャー】モーリイ家の小間使。黒い髪のきれいな娘。
【エマ】モーリイ家のコック。


【メイベル・セインズバリイ・シール】モーリイの患者。元女優。40歳すぎ。黄味がかった灰色の髪をだらしなくカールしている。インドで伝道師をしていた。

【ボライソオ夫人】ミス・セインズバリイ・シールとホテルで親しくなった婦人。背が高く声が太い。
【アダムズ夫人】ミス・セインズバリイ・シールの友人。
【フレンチ】アダムズ夫人かかりつけのハーリイ街の歯医者。

【アムバライオティス】ギリシャ人。モーリイの新しい患者。肥った男。
【ディミトリ、コンスタントポポラス】アムバライオティスの身内か友人?

【レジナンド・バーンズ】ライリイの患者。内務省退職官吏。きちょうめんな小男。キラキラする目を持ち、頭はほとんど禿げている。

【ソオムズ夫人】モーリイの患者。
【グラント夫人】モーリイの患者。
【ミス・カービイ】モーリイの患者。
【ベティ・ヒース】ライリイの患者。
【アバアクラムビイ大佐】ライリイの患者。いかめしい口髭をはやしている。黄色い顔をした軍人風の紳士。

【マーティン・アリステア・ブラント】イギリス最大の銀行の頭取。中年の中肉中背の男。

【レベッカ・アーンホルト】資産家の娘。アリステア・ブラントの妻。
【プリンス・フェリペ・ディ・サンセヴェラート】レベッカの最初の夫。ヨーロッパの貴族。

【ジェイン・オリヴェイラ】アリステアの姪。背が高く痩せている。美しくはないが知的で生き生きとした顔。日に焼けて浅黒い肌をしている。
【ジュリア・オリヴェイラ】ジェインの母。肥った中年の、自己本意で無作法な女。母親はレベッカ・アーンホルトの妹。
【ヘレン・モントレザー】アリステアのまた従妹。黒い髪を短くした元気のいい婦人。スコットランド人。

【セルビイ】アリステアの秘書。背が高く、足をひきずった、洗練された物腰の若い男。
【バートン】ブラント家の以前の庭師。
【マカリスター】ブラント家の庭師頭。

【ハワード・レイクス】ジェインの恋人。ライリイの患者。痩せた、怒りっぽい、理想を抱えた男。

【アルバート・チャップマン】セールスマン。
【シルヴィア・チャップマン】アルバートの妻。40歳前後の金髪。
【ネリー】チャップマン家の通いの女中。
【マートン夫人】チャップマン夫人の知り合い。

【アーチュートン】議員。
【サミュエル・ロザスタイン】アリステアの同僚。
【ハリスン夫人】グレンゴリイ・コート・ホテルの女支配人。
【レザラン】ヘンリイ・モーリイの後任。
【ラム・ラル】狙撃して逮捕されたインド人。
【ヴェラ・ロサコフ伯爵夫人】ポアロの思い出の婦人。(回想のみ。)
【ガーダ】メイベル・セインズバリイ・シールと知り合いの女優。

【ジャップ】主任警部。
【ベドーズ】巡査部長。スマートな青年。
【エルキュール・ポアロ】私立探偵。
【ジョージ】ポアロの従僕。

《アウゲイアスの大牛舎》
p309
"瞬間、ポアロの心はかつて自分の名づけた「アウゲイアスの大牛舎」事件のことに走った。"
ヘラクレスの冒険 」の話の一つ、「アウゲイアスの大牛舎」について。

《献示》
ドロシー・ノース