なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? Why Didn't They Ask Evans? (1934)

クリスティー文庫78 田村隆一訳 2004年

なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/早川書房
¥929
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【ロバート(ボビイ)・ジョーンズ】本書の主人公。ウェールズの小さな海辺町マーチボルトの牧師の四男坊。もと海軍軍人。27,8歳、目は褐色、正直そうな人懐っこさの見える顔立ち。
【トーマス・ジョーンズ牧師】ボビイの父親。神経質でガミガミ屋。
【ロバーツ夫人】牧師館の家政婦。

【トーマス医師】ボビイの友人。灰色の髪、赤ら顔の中年男。

【フランシス(フランキー)・ダーウェント】伯爵令嬢。ボビイの幼なじみ。小麦色の肌。
【マーチントン卿】フランキーの父。痛風持ち。

【バジャー・ビードン】ボビイの親友。「ホッホウ!」が口癖。
【キャリー】バジャーの伯母。バジャーにガレージを遺産としてのこした。

【アレキサンダー(アレックス)・プリチャード】死んだ男。40歳ぐらい。白髪混じりの栗色の髪、日焼けした皮膚、広い肩幅。ブルーの目。
【アメリア・ケイマン】アレックスの妹。髪の毛を赤く染め、あつかましく品のない夫人。
【レオ・ケイマン】アメリアの夫。血色がよくつやつやした大柄の男。

【オーエン】ウィーラー・アンド・オーエン商会の不動産業者。
【ウイリアム警部】マーチボルトの警部。

【ヘンリイ・バッシントン-フレンチ】地方名家の当主。顎のがっしりした大柄の男。ハンプシャーにあるステイヴァリイ村のメロウェイ・コートに住んでいる。
【シルヴィア・バッシントン-フレンチ】ヘンリイの妻。
【トミイ】7歳。ヘンリイとシルヴィアの子ども。
【ロジャー・バッシントン-フレンチ】ヘンリイの弟。35歳前後の背の高い男。目はブルー。

【ジャスパー・ニコルソン博士】精神病院を経営する医者。ステイリヴァイ村のグレインジに住む。
【モイラ・ニコルソン】ニコルソン博士の妻。

【ジョージ・アーバスノット】フランキーの友人。医者。

【アラン・カーステアーズ】探検家。
【リヴィントン夫妻】バッシントン-フレンチ家にカーステアーズを連れてきた夫妻。夫はヒューバート。

【リーヴス】メッセンジャー・ボーイ。
【トーマス・アスキュー】アングラーズ・アームズ館の主人。

【ジョン・サヴィッジ】億万長者。

【フレデリック・スプラッゲ】ジェンキンソン&スプラッゲ法律事務所の弁護士。貴族たちが安心して相談できる、ダーウェント家の顧問弁護士。

【エドガー・テンプルトン】チッピング・サマートンのチューダー・コテイジに家をもつ男。
【ローズ・エミリイ・テンプルトン】エドガーの妻。

【デイヴィッドソン博士】検死官。
【ハモンド警部】チッピング・サマートンの警部。

【ローズ・チャドリイ(プラット夫人)】チューダー・コテイジの料理人。
【グラディス】チューダー・コテイジのメイド。
【アルバート・ミーア】チューダー・コテイジの庭師。

【エルフォード】エルフォード&ライ法律事務所の弁護士。
【ドナルド・キング】ミードショット飛行場のエア・タクシー業務に従事している男。

《献示》
ハインズを記念して
クリストファー・マロックに

《この小説に出てくる車》
何種類かの車が出てくる。
バジャーが仕入れた中古車
-オースチン(イギリス)
-モリス(イギリス)
-ローヴァー(イギリス)
-クライスラー(アメリカ)
-スタンダード(イギリス)
フランキーの車
-大型の緑のベントレー(イギリス)
にせのナンバーがついていた車
-ダークブルーのタルボット(イギリス)
マーチントン卿の車
-クライスラー