ロンドン3日目。

今日も晴れて爽やかな朝です。


朝食までに少し時間があったので、お部屋の冷蔵庫に入れておいたSAVOYのお持ち帰りケーキを息子と少しいただくことにしました。

紅茶は、TWININGSのEnglish Breakfastです。

pastryとcakeのメニューは、

mango cube,

raspberry tartlet,

blackcurrant & chocolate pebble,

lemon & mint cakeです。

一口一口が全て美味しくて、ラズベリーの甘酸っぱさ、マンゴーの甘く爽やかな香りと酸味、ショコラムースとカシスの絶妙な組み合わせ、レモンの酸味とミントの爽やかな味と香り、レーズンのスコーンの美しさと口に広がる粉の香り、一つひとつの作品を息子と堪能しました。甘すぎない酸味で、さすがSAVOY!(高価すぎましたが)昨晩と今朝の2回息子と楽しめたので、良い記念となりました。


7時〜朝食のレストランへ。

いつもルームサービスでしたが、今回初めてダイニングレストランでいただくことにしました。

息子は、スモークサーモンの入ったEnglish MuffinのEggs royaleを。
私は、The Hyde full English Breakfastにしました。

紅茶は、TWININGSのEarl GREYです。

fried egg,
smoked bacon,
Cumberland sausage,
grilled tomato,
hash brown,
Portobello mushroom,
black pudding and baked beansです。
盛りつけだけでなく、味も以前と少し変わったかなという印象です。美味しいのですが、もっと美味しかった記憶があります(朝食前にSAVOYのケーキを食べてしまったせいかもしれませんが)。
ベーコンとカンバーランドソーセージ、ハッシュブラウン、ブラックプディング、ベイクドビーンズは、せっかくの機会なので一口分ずつ息子も体験しました。

誰もいないプライベート空間の中でゆったり食事が楽しめました。


本日はBritrail Passを利用してOxfordへ行く予定にしていましたが、昨日時間がなくて行かれなかったナショナル・ギャラリーとチャーチル博物館へ行きたいとのことで、今日もロンドンで過ごすことになりました。

ナショナル・ギャラリーへ行く前に息子が夏休みの宿題の自由研究レポートを先に進めたいと言うので、私も今晩の寝台列車で使う荷物の整理をすることにしました。

(息子が学校帰りに自分で捕獲し飼育しているニホンカ○○○に「池川さん」と名付けて自由研究のテーマにし、餌やりとその卵の世話を留守番の夫にまかせてきたものの、様子を知らせる返信がこないとのことで、生きているのか心配モードになっているようです。)


今夜は、スコットランドへ向かう寝台列車へ乗るため、17時checkoutにしていただきました。


Paddington駅のSainsbury'sでお水を購入。(£1硬貨が新しくなり、以前の£1硬貨は使用不可とのことで、機械でもはじかれてしまい残念です)

Britrail Passを有効化(activate)してもらうため窓口へ。

ところが、自分自身でリンク先から有効化が必要とのことでした。


駅の券売機でOyster cardにチャージ(Top up)するため、以前の£1硬貨を入れてみましたが、やっぱりはじかれました。


まずはチャリング・クロス駅よりNational Galleryへ。

建物の前で、息子が気合のポーズを見せてくれました。(SASUKEの漆原さんのポーズで、たくさんの作品を観るぞ!というアピールとのこと)

イギリスで着たい!と言われて購入した葛飾北斎の「富嶽三十六景」凱風快晴(赤富士)の長袖Tシャツを着て、気持ちも意識がアートへ向いているようです。


ナショナルギャラリーは今まで何度か訪問していますが、正直モネの展示しか記憶にありません。
今回息子が、美術が好きになりたいと自ら希望し、学校で習ったルネサンス美術、ピカソ、ゴッホなどへの理解を深めるため、見たい作品がどこに展示されているのかを事前に調べて鑑賞しました。

入場無料に加えて一般展示は写真撮影可という開かれた美術館です。


最初に、レオナルド・ダ・ヴィンチ「岩窟の聖母」

品のある落ち着いた色合いの中に、聖母の美しさが一際白く輝く作品でした。
鑑賞前は暗さのあるイメージでしたが、本物には品と美しさが感じられます。
次の部屋へ行こうとすると、息子から「あと10分はこの作品と向き合いたいよ」と言われ、えっ?!本当に息子のセリフ?どうした息子?と、美術館が苦手でいつも「早く行こうよ〜」と私の腕を引っ張っていた息子の発言とは信じられない気持ちでしたが息子の意思を尊重することにしました。

その後、ミケランジェロ、ラファエロ、ボッティチェリ。

そして、フィンセント・ファン・ゴッホ

「糸杉のある麦畑」

「ひまわり」

やさしい黄色に惹きつけられます。

「2匹の蟹」
息子の感想は「カラッパっぽいな」とのこと。

そして、クロード・モネ。
「サン=ラザール駅」
ワクワクして気持ちが高まります。

「睡蓮の池」
カレンダーで毎日眺めていた作品が目の前に。色合いに品の良さが感じられ、光の白の表現が美しいです。
この藤色の紫の色合いが素敵です。

ほかにターナー、ルノワール、セザンヌ、ピカソなど。
歩き疲れて、館内のベンチで休憩しつつ、Britrail Passの有効化手続きを無事に済ませました。

思いのほか息子が鑑賞に意欲的で、Britrail Passの手続きにもそれなりの時間がかかってしまい、ランチは館内のMuriel's Kitchenへ。

チーズスコーンと本日のレンズ豆のスープ(Lentil soup)&パン、アールグレイにしました。(息子はサーモンフィレも)

そして、ナショナルギャラリーからトラファルガー広場を通り、チャーチル博物館まで歩きます。
途中、突然息子が木の幹を観察し始めました。写真も撮っています。
ヨーロッパトビイロケアリの働きアリとのこと。(凶暴なはずなのに攻撃してこないおとなしいアリだったとのこと)

木陰は涼しいですが、太陽が照りつける暑さで、昨日よりも暑さが厳しいです。

チャーチル博物館(Churchill War Rooms)へ到着しました。

15年ほど前に夫の希望で初めて訪れ、今回は息子の希望で2回目の訪問です。


ホテルへ戻る前に、ビッグ・ベン、国会議事堂(ウェストミンスター宮殿)などロンドンらしい風景を。

赤い電話ボックスがお洒落なデザインで可愛いです。

17時レイトチェックアウトの予定がホテルに戻ったのが16:30すぎで、慌てて着替えて荷物をまとめます。
(1泊したツインルームは次の予約が入っているとのことで、スモールルームを利用させていただきました。)

そのうち息子が眠ってしまい、全然起きないので、19:30チェックアウトにできないか、ダメ元でお願いし、ラッキーなことに了承を得ることができました。


今夜乗る寝台列車カレドニアン スリーパーの2人部屋、クラブバスルームにはシャワーとトイレが付いているようですが、写真で確認する限りどう見ても狭いので、息子が寝ている間、ホテルのシャワーを使えたのは助かりました。


息子を起こしてカップ焼きそばと紅茶でエネルギー補給し、タクシーでユーストン駅へ!

Platform 1に停車していて期待が高まります!ホームのゲートでペットボトルのお水を1人1本いただきました。

Platform 1内のラウンジで搭乗案内があるまで待ちます。

Caledonian Sleeperの2段ベッドの2人部屋個室、

Club Twin Room(Club En-suite room)の利用には、指定席(部屋)料金とFirst Classの乗車券が必要なので、イギリス全土の鉄道乗り放題のパスBritrail Consective Pass 2Days First ClassをKlookで事前購入しました。

大人1名につき15歳以下の子ども1名分のお部屋代と乗車券代も無料というありがたいサービスです。(Caledonian Sleeperのサイトで乗車券付きの指定席購入も可)


お部屋特典として、

クラブカー(食堂車)への優先アクセスと駅のラウンジ利用、優先搭乗、

無料の朝食付き(クラブカー内または客室までお届け)

専用シャワールーム(シャワー&トイレ)付きです。


20:30優先搭乗の案内が開始されました。

Fort William行きは、F Coachです。

Room No.3です。
狭い通路で、スーツケースも全てお部屋の中に入れるようです。
母と息子の2人旅での寝台列車は不安でしたが、まわりを見回しても家族連れも多そうです。
事前調べで、食堂車は先着順、

乗車後30分以内に朝食のメニュー希望をドアノブにかけないといけないと知っていたので、荷物を置いて、メニューを選んでドアノブにかけ、食堂車のCoachを目指して、延々と狭い通路を歩き続けました。


まだ誰もいなくて拍子抜けです。
チケット確認後、好きな席へどうぞと、広めの4人席もOKとのことで席につきました。
メニューも事前調べで決めておいたものを注文しました。
Belhaven smoked salmon, crème fraîche quiche(サーモンのキッシュ)

Macsween’s haggis,  Neeps, tatties, whisky sauce(ハギス、カブとマッシュポテト)

サーモンキッシュも美味しいですが、それ以上にハギスが温かくてとても美味しかったです。息子にもスコットランドで有名な料理だよ、食べてみる?ハンバーグみたいで美味しいよと勧めると、おそるおそる一口食べ、美味しい!とたくさん食べていました。

スコットランド伝統料理ハギスは、羊の内臓、オートミール、玉ねぎ、スパイスなどを羊の胃袋に詰めて茹でたもので、ニープス(マッシュしたカブ)とタティーズ(マッシュしたジャガイモ)が添えられます。

ハギスのツブツブ感とマッシュ野菜の組み合わせにウィスキーソースがよく合います。

私の中ではポロポロしたハンバーグのようなイメージを持っていて、息子にもそう伝えています。

紅茶は、The Wee Tea CompanyのBreakfast teaです(息子はEarl Grey tea)。三角形のテトラ型ティーバッグで濃くて美味しいです。なめらかな飲み心地に、以前エディンバラで体験したスコティッシュティーが思い出されます。
可愛らしいショートブレッドが添えられています。Island BakeryのShortbread Biscuitsです。

Still waterを注文したら、ペットボトルではなくMARLISHの黒い缶でした。


食べ終わる頃、21:15 London Euston 定刻で出発しました!車窓が楽しめるかと思いきや、もうほぼ真っ暗で、時折通過する駅の雰囲気を楽しみます。

明日の10:00 Fort William到着予定、12時間45分の鉄道の旅スタートです!

お部屋は、荷物の置き場もないほどですが、ワクワクして楽しいです。
サービスのチョコバーを息子は早速食べています。


トイレの仕組みはどうなっているのだろうと気になっていたのですが、左側の取っ手を上に持ち上げると便座とペーパーが現れました。
今回使いませんでしたが、右上の壁側にシャワーが付いています。
12才以下の子どもは落下の危険を防ぐため、下段のベッドとのことで、息子は13才ですが、万が一寝ぼけて落ちると怖いので、下段に寝かせることにしました。


揺れが心地いいのか、すぐにスヤスヤと寝てしまいました。(この子どこでもすぐ寝れる子のようです)

そして自分もいざ寝ようと、はしごに登ったものの、その後、最後どうやってベッドに上がればいいのか、膝も腰も痛くて怖いし、登り方がわからず、何度チャレンジしてもどうしてもできません。

これは無理だ!とあきらめ、スヤスヤ気持ちよさそうに寝ている息子を起こします。やっぱり代わってとお願いしたところ、「・・ぼくは落ちたら危ないから、上はダメだよ・・」と寝てしまいました。

これは登るしかない!とスマホで登り方を調べてコツをつかみ何とか成功しました。


心地いい振動と、狭いスペースだからこそ包まれている安心感ですぐに眠りにつきました。

長い1日を無事に終えました。