お茶日記-モーニングティー2

小鳥のさえずりが心地いい爽やかな朝です。

朝陽が昇る様子をお部屋の正面から眺めることができ、感動的でした。

お茶日記-朝陽
素晴らしい時間をプレゼントしてくれたローラ・アシュレイの館 Llangoed Hall スランゴイドホールでの滞在も今日で最後でこれからロンドンへ戻ります。


今朝も6:30にホテルサービスのEarly morning teaが届けられました。

この3日間、いろいろなところでウェールズの紅茶を頂いてきましたが、ストレートで頂く紅茶は正直なところ、何てことのないごく普通のまろやかな紅茶なのですが、ミルクを入れてミルクティーにした途端!めちゃめちゃ美味しくなり、これはどう考えてもミルクが美味しさの原因だなと思い、牛乳は大の苦手なのですが、勇気を出して小学生のとき以来か、頑張って一口だけ飲んでみました。

すると、甘くてさらっとしていてイヤなくさみが全くありません!
まるでお砂糖が入っているかのような甘さです!

このミルクで作るからローカルクロテッドクリームが、どこで頂いてもバニラアイスクリームみたいだったんだと納得です。


今回のウェールズでの紅茶の楽しみ方は、ミルクを美味しく引き立たせ、その美味しいミルクを楽しむためのミルクティーということで、今まで出会った中で最高のミルクティーが楽しめました。


お部屋にはホテルからのシェリー酒も置かれていたので、せっかくなので飲んでみようと紅茶に少し入れてシェリーティーにして美味しく頂きました。

ぽかぽかしてきます。


今朝は、暖炉前の、美味しそうな牡蠣の絵が飾られている席で朝食を頂くことにしました。

お茶日記-二人席

本日はホテルで貸切のウエディングパーティーがあるということで昨日よりも椅子の配置が多いようです。

昨日はエッグベネディクトのことで頭が一杯で気がつかなかったPorridgeと、ウェールズに来たということではずせないFull Welsh Breakfast、紅茶もWelsh breakfast teaを注文しました。


Porridge glazed brown sugarは、甘みのあるミルクがゆのようで優しいお味です。

スコットランドのエディンバラのホテルで頂いたホットポリッジよりも粒が大きく、やはりミルクの美味しさが楽しめます。
おかゆ状になっているので胃にも優しく完食です。

お茶日記-ポリッジ

ホテルの方が、焼きたて熱々のクロワッサンを一人一人にサーブして下さいました。

ふっわふわっで真ん中がとろけていきます!

こんなとろけるような美味しいクロワッサンは初めてです!


しばらくしてFull Welsh Breakfastの大皿が運ばれてきました。

お茶日記-full welsh breakfast set
ボリューム満点で見ただけでもうお腹いっぱいになりそうです。

Bacon、Sausage、Black pudding、Tomato、Mushroom、Fried bread、Saute potatoes、Scrambled eggsです。

お茶日記-full welsh breakfast
揚げたじゃがいもが美味しいです。

ケチャップもセットされているのが嬉しく、スクランブルエッグやポテト、ソーセージにつけて頂きました。

私はトーストにはちみつをつけて頂くのも好きでお願いすると、天然そのままのような白く結晶したはちみつを小皿に入れて持ってきて下さり、それがとても美味しく紅茶にも入れて楽しみました。

タラの燻製Haddockも懐かしい味です。

お茶日記-ハドック

お部屋に戻り、ロンドンへ帰る前にこの素晴らしい景色を目に焼き付けておこうと遠くの連なる山の一つ一つまで眺めていると、山の向こうのそのまた向こうの高い山々にまで白い動く点々が見え、よーく見るとそれは全てひつじで一山に何十頭、合わせると何百頭といるのがわかりました。

湖水地方の山々にもひつじはたくさんいましたが、ここウェールズの羊たちはスケールが違います!
改めて大自然の中にいる素晴らしさを実感しました。


宿泊代も2泊で100ポンドもディスカウントして頂け、嬉しくなってしまいました。

Abergavenny12:27発のCardiff Central行きの電車に乗るので余裕を持って11:00にタクシーをお願いしておきました。

45分で50ポンド、7000円も取られてしまいました。

雨もぽつぽつ降り始め、空も薄暗くなってきてかなり冷え込みます。

電車も時間通りの到着予定ということで40分ほどの待ち時間があり、待合室の暖房が有難く感じられるほどの寒さでした。

予定より10分早めの13:02にCardiff Central到着です。


カーディフは今日も雨でとても寒く、市内へ買い物に行く気にもなれず、1本前のロンドン行きの列車に変更できるか交渉してみたのですが、私が日本で16.5ポンドで購入したチケットがかなりの格安のものだったようで、追加料金54ポンドかかると言われ、あきらめて1時間待つことにしました。

パディントン駅到着予定は17時すぎですが、夜21時まで明るいロンドンなので助かります。

カーディフ駅に隣接しているMarks&Spencerに寄り、以前ロンドンで買って美味しかったカスタードクリームサンドやバタークッキー、チョコレート&トフィービスケット、牛さんの絵が可愛らしいミルククッキーなどを買いました。

お土産ショップでは、カーディフの国旗をお腹につけたキュートなひつじのマグネットを発見しました。

まだ30分ほど時間があったので、改札近くのカフェラウンジでPG Tips Decafを楽しみながら出発までの時間を過ごしました。

カフェイン抜きの紅茶は、さらさらしています。

お茶日記-PGdecaf

帰りの列車は、14:47カーディフセントラル駅発 FIRST GREAT WESTERN B号車です。
時間通りに出発です!

イギリスの列車は、今までは30分早く出発したり、途中で動かなくなって乗り換えて1時間以上遅れたりなどいろいろトラブルも多く、今回も時間に余裕を持って行動していたのですが、全て定刻通りの順調な旅となりました。

ロンドンパディントン駅へも、予定より5分ほど早めの17:10無事到着です!


パディントンの銅像にただいまの挨拶をしに行きます。

駅構内を忙しなく行きかう人達を切ない表情で見つめているパディントンの後ろ姿が何とも愛らしいです。

お茶日記-パディントン後ろ姿
Paddington駅からタクシーで本日のホテル、エリザベスホテルへ。

2~3分で着いてしまいました。

タクシー代は4.4ポンド、600円ちょっとでした。

チェックインすると、ホテルの方がHyde Park Suite Roomへアップグレードして下さいました!

相当古いホテルのようで、案内されたエレベーターもかなり狭くスーツケースと一緒だと一人しか乗れません!

お部屋も写真で見るよりも全体的にやや薄汚れた埃っぽいような印象でしたが、落ち着かないほどの広いお部屋でごみ箱も5つくらいあり、最後の一日をのびのびと過ごすことができました。

お部屋で一休みし、パディントン駅まで徒歩で行ってみることにしました。

今までパディントン駅は何度も利用していたのですが、構内にMarks&SpencerとSainsbury'sの二つもスーパーがあることを今回初めて知りました。

駅と直結しているHilton Hotelもあり、かなり便利そうです。
駅前にお茶の専門店らしきお店も発見しました。

構内のパン屋さん、Delice de Franceにも美味しそうなコーニッシュパスティがあり、お夕食用に買って帰ります。

じゃがいもなどお野菜がごろごろ入っていて美味しく頂きました。

帰り道は、どしゃぶりの大雨に当たってしまい、日本から持参したビーフコンソメスープにSainsbury'sで買ったポテトチップスをたっぷり入れた熱々コンソメポテトスープと、この旅ですっかり気に入ってしまったレモン&ジンジャーアールグレイティーを淹れて冷えた身体を温めました。


パディントン駅周辺の地理もだいぶ身近に感じられるようになってきて、英国で過ごす最後の夜を満喫しました。

お茶日記-パディントン


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