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京都お茶めぐりの旅二日目です。
昨日、水出しで作っておいた柳桜園の「香悦」をグラスで一杯頂き、ホテルモントレ京都2階にある「随縁亭」で汲み上げ湯豆腐と湯葉の和朝食セットを楽しみました。
太陽の光がまぶしく今日の暑さを予感させます。

今回滞在したホテルモントレ京都は今年オープンしたばかりで、英国スコットランドのエディンバラや北イングランドをイメージしているそうで、外壁もヨークを思い出す赤レンガ風でホテルのマークもスコットランド国花アザミがデザインされていて素敵です。最上階にある天然温泉のスパもリラックスできて気持ちがいいです。

烏丸御池から地下鉄で京都駅へ。荷物を預け、JRバスで高山寺へ向かいます。往復割引チケット800円で55分ほどで到着しました。
高山寺のある栂尾山は、茶の発祥地と言われていて日本最古の茶園が今も残され、前からいつか行ってみたいと思っていた所でした。
境内の石水院で有名な鳥獣人物戯画を鑑賞し、お茶席で一服しました。
鳥獣戯画 明恵上人
お菓子は、宝泉堂の「栂の月」で、お菓子の包み紙にもお茶券にも鳥獣人物戯画の動物の絵が描かれていて可愛らしいです。お茶の発祥地とされるこの場所で頂くお茶はとても感慨深く心に感じ入りました。高山寺お茶席
実際に見た日本最古の茶園は、こじんまりとはしていましたがきちんと手入れされ、今もしっかりと茶の木が息づいていました。

涼しげな川辺のお茶屋さんで鮎の塩焼きとおそうめんを楽しみバスに乗り込みました。
石庭で有名な龍安寺、私好みの仁和寺も通り、途中下車しようか迷ったのですがそのまま帰ることにしました。
京菓子の俵屋吉富による京菓子資料館「龍宝館」を鑑賞し、五山送り火までの限定菓子「五山の三笠 送り火」を買い、京都駅へ戻りました。

帰りの新幹線までの時間はたっぷりあったのですが、歩き疲れてしまいホテルでゆっくりお茶することにしました。
ホテルグランウ゛ィア京都のスカイラウンジ「サザンコート」へ。眺めもよくソファがゆったりと広々しているのでゆっくりしたい時にたまに利用します。
紅茶も以前より種類が増え、ドイツ・ロンネフェルト社のアイリッシュモルトにしてみました。
アッサム紅茶にアイルランドのモルトウィスキーとチョコレートの香りを付けたものだそうです。
ミルクティーによく合いました。2時間ちょっとのんびり過ごせたおかげで、疲れもすっかり取れました!
とても充実した2泊3日のお茶の旅となりました。