白金台の畠山記念館で開かれた秋のお茶会に参加してきました。
何とか自分で着付をしてお着物でお出かけです♪。
本日のお茶会は、正式には第45回清峰会茶会~石橋宗青先生を偲んで~というもので、それぞれのお茶室で裏千家の濃茶席と薄茶席が2席ずつ、山根ユミ先生による紅茶席が設けられていました。
最初に、沙那庵での山根ユミ先生の紅茶席へ。
ほの暗いお茶室の空間が、たくさんのキャンドルの灯りで光ゆらめき、今回のお茶会のテーマモチーフ「蝶々」が把手にあしらわれたエインズレイのカップ&ソーサーで、各回最初の5名まで亭主によるお茶を頂けます。
紅茶も、茶道のお点前のような流れで点てられ、山根先生の新しく豊かで楽しさあふれる世界に思わず心も引き込まれ、簡素で和の慎ましい茶室が、英国スタイルのエレガントな空間となって表現されていました。
お菓子は、ダコワーズです。
紅茶は、届いたばかりのウバハイランズ茶園のウバ紅茶です。
軽めにいれられ、口の中に残ったお菓子の甘さと合わさってオレンジのような爽やかさが広がりました。
私は3人目だったので、黄色のお花に蝶が留まっているイメージのティーカップで頂けたのですが、繊細で美しい造りのこの器で、ひとくちひとくち大切にこの優雅なお茶を味わいました。
ベリークの愛らしい小物の使われ方も素敵でした。
(入口のご案内) (沙那庵入口)
その後、点心席でお弁当を頂き、
(開くと、松茸のいい香りが~)
濃茶席と薄茶席も体験してきました。
(濃茶席の翠庵入口) (源太製「大徳寺きんとん」)
最後の薄茶席では、私はこちらの裏千家の先生方とは面識がなくご遠慮したのですが、お正客席に座らせていただくことになってしまい、特別のお茶碗で特別のお薄を頂き、緊張しましたがとてもいいお茶体験をさせていただきました。
最後こちらの美術館に寄り古美術を観賞し、帰りに渋谷の西武百貨店B館地下1階にあるガーデンカフェ「こく~ん」で今月のハロウィンセットを頂いて帰りました。
イングリッシュブレンドによるロイヤルミルクティーの、トーストのような香りとシュー皮の香ばしさがとてもよく合い、ふぅーっと疲れがとれました。