昨年、ロンドン・ノッティングヒルにオープンした紅茶専門店です。
こちらの特徴は、「TEA PALACE(お茶の宮殿)」と呼ばれるだけあって、約160種類ものお茶が揃えられています。
農園別のダージリン、地域ごとのセイロンティー、中国紅茶、ブレンド紅茶、フレーバードティー、緑茶も日本と中国のもの、緑茶に香りづけしたフレーバードグリーンティーも、エンジェルピーチ、ロイヤルスターなどネーミングにひかれます。
カフェイン抜きの紅茶と緑茶、中国と台湾のウーロン茶、フレーバードウーロン茶、ホワイトティー、ハーブティー、南アフリカのカフェインフリーのオーガニックハニーブッシュティーもめずらしいです。
ルイボスティー、マテ茶、フルーツティーもビタミンが豊富で身体によさそうです。
テーマカラーのロイヤルパープルが品格と高級感のある雰囲気を感じさせ、奥がレストランになっているのでゆっくり落ち着いてお食事とお茶を楽しむことができます。内装はシンプルでスタイリッシュに仕上がっています。ガラス張りになっているので広々と明るくお洒落です。
朝食をたっぷり頂いていたからかそれほどお腹がすいてなかったので、ランチタイムのメニューには載ってなかったのですが、クランペットと、お茶はオーガニックローズグレイとジュエルドアップルにしました。
お茶もアールグレイ系だけでも、こちらのオーガニックローズグレイ、パレスアールグレイ、オーガニックラベンダーグレイなど8種類もあります。
クランペットというのは、ホットケーキのような日本に売られているイングリッシュマフィンのようなもので、
こちらのクランペットは、厚さが2.5cmくらいあって外側カリッ!中はモチッ!としてて熱々でとても美味しかったです。
添えられたバターと、ハニーコームの蜂蜜が風味豊かで楽しめました。
お茶は、茶葉があらかじめ漉されたベストな状態で茶葉のサンプルと一緒に出されます。
オーガニックローズグレイは、青々しい香りでアールグレイの爽やかさと、ローズの優雅な甘さが合わさって品がいいです。
ジュエルドアップルは、乾燥リンゴと野イチゴの葉も入り、爽やかなりんごと、キャラメルの甘く香ばしい香りが楽しめ何かのお菓子のようです。
どちらもキームンがベースになっているように感じられました。
こちらは3駅からアクセスできるのですが、どの駅からも少し距離があり、15分はかかったでしょうか。真夏の太陽が照りつける中、徒歩で行くのはちょっと大変でした。
ポートベローのアンティークマーケットの帰りなど、お買物の休憩にはぴったりなロケーションだと思います。
日本の紅茶専門店をも思い起こさせるお茶の種類の豊富さ、ネーミングなどお茶のメニューを眺めているだけでも飽きることなく、きっとお茶の話に花が咲くことでしょう。