世界中の人たちに愛されているキャラクター、SNOOPY
。
そのスヌーピーと仲間たちが紅茶で表現された「SNOOTEA」というお茶をご紹介します。
「SNOOPY」の「TEA」で、「SNOOTEA」です。
もともとは、スヌーピーのコミック「ピーナッツ」の55周年を記念して開催されたアート展「スヌーピーライフデザイン展」に、ティーブレンダーの熊崎俊太郎先生が、「Happiness is TEA」をテーマに出展された作品です。
スヌーピーのキャラクターたちがふだん飲んでいる紅茶は?と、それぞれのキャラクターのイメージ、好物に合わせてブレンドされたとても夢のあるお茶です。
チャーリー&サリー兄妹のブレンドは、さっぱりしたセイロンティーベース、
ルーシー&ライナス姉弟は、コクのあるアッサムティーベース。
さらに、チャーリー&ルーシーの年上の子には大人な雰囲気の中国キームン紅茶、サリー&ライナスの年下2人の子にはフレッシュな青々しさがあるアフリカのケニア紅茶がブレンドされています。
男の子ブレンドはミルクティーに、女の子ブレンド
はストレートティーに合うように作られているようです。
この展示を初めて目にした時は、5種類のブレンドそれぞれのテーマカラーの
お花やハーブの色合いの美しさに心引きつけられ、よく見ると同じアッサムでも茶葉がそれぞれ異なり、紅茶を使ってこれほどまで深くキャラクターが表現され、紅茶でこんなことができるのかと、紅茶の世界の可能性の大きさを感じました。
それでは順番に、頂いてみた私の感想を。
(左から、サリー、チャーリー、スヌーピー&ウッドストック、ルーシー、ライナス)
スヌーピー
&ウッドストックブレンド
(セイロン紅茶+ニルギリ紅茶)
スヌーピーの白とウッドストックの黄色をテーマカラーに、カモミールとマリーゴールドの白と黄が映え、香りもライチの白とグレープフルーツの黄色で、爽やかな甘さでほわ~んとほのぼの楽しい気分になってきます。
ほんの少しお砂糖を加えてアイスティーでいただくのがピッタリだと思います。紅茶ゼリーにしても楽しめそうな風味です。
チャーリー・ブラウンブレンド
(セイロン紅茶+キームン紅茶)
ピーナッツバターサンドが大好きなチャーリーです。
封を開けた瞬間に、美味しそうなキャラメルの甘い濃厚で、ナッツの少し焦がしたような香ばしい香りに包まれます。
ジュニパーベリーという、ブルーベリーの実のような形のジンの香りのハーブがブレンドされています。
チャーリーのコロンとした丸い頭がイメージされているそうです。
甘い香りのミルクティーにホッと心ほぐれます。
サリーブレンド
(セイロン紅茶+ケニア紅茶)
優しいピンク色のローズと、薄い赤紫の丸くて小さなヒースのハーブが愛らしいです。お茶にしないでそのまま眺めていたいほど、きれいな色合いです。
ラズベリーとブルーベリーの華やかな香りで、トロンとした風味とさっぱりした
後味が楽しめます。
ルーシーブレンド (アッサム紅茶+キームン紅茶)
矢車菊の鮮やかな青色がとても美しく、展覧会場でも見とれてしまうほどの
上品な瑠璃色にしばらく見入っていました。
とても私好みのブレンドで、アッサム紅茶とキームン紅茶のお茶の美味しさが楽しめ、不思議と英国でのお茶の時間が思い出されて心は英国へ!と旅気分に浸れます。キームンの香りってやっぱりいいなとしみじみします。
ライナスブレンド(アッサム紅茶+ケニア紅茶)
安心毛布を手放さないライナスです。
お姉さんのルーシーのクールな青とは対照的で、紅花の赤が暖炉の炎のような暖かさを思わせ、シナモンの香りも甘くスパイシーで情熱的なイメージです。
ミルクで煮込むインド式の紅茶、チャイにぴったりの心も身体もぽかぽかに温まる、紅茶のコクが楽しめるブレンドです。
添えたティーフードは、まい泉のミニひれかつバーガーと桜コロッケ、芋処CHAIMONの大学いもに柚子とナッツがトッピングされた「ほっこりスティック」、追分だんごの、お花見だんご
と草もちが桜もちの皮に包まれた「やよひ」です。
アメージングティーの「SNOOTEA」。
パッケージの箱も、黄色と緑の2種類が選べます(中身は同じ)。
ちょっとしたティーパーティーでも盛り上がりそうです。
5種類それぞれをミックスしてもまた新しい味わいが生まれます。
いろんな楽しみ方のできる美味しい「SNOOTEA」。
楽しい紅茶の世界が広がります。
(テーマ「ライナスお茶にしましょ♪」) (テーマ「一緒に遊ぼ♪」)