日々焼き菓子を焼いていると、気になっているけどね・・・と思うことがあります。

「小さじ1のベーキングパウダーって何グラム?」

 

なんとなくですが、以前測ったことがあって大体4gって覚えてました。
でも、4g笑


harunicoのレシピは基本全てグラムで表記するようにしています。
それは、小さじや大さじ、ものによって大きさが違う。。。見ただけで、なんかこの小さじ大きいって思ったことありませんか?
5ccって書いてありますが、深いもの浅いものもあります。

実際に富澤商店さんのベーキングパウダーを測ってみました。


うちにある3種類の小さじ。どれも5ccと書いてあります。

①プラスティック製の結構深いタイプのもの
②無印良品で購入したステンレス製 深さは中くらい
③ステンレス製 3つの中では一番浅め
  

見た目でも分かるぐらい、全然量が違います。

①3.8g (3.6g)

②3.2g (3.6g)

③2.2g (2.2g)
※( )の中の数字は2回目の計量です。

 

①と③なんて1g以上違う!
これが現実・・・・
世の中のレシピ本で小さじ1って書いてあるものは、いったいどれが基準なんだろう?と思ってしまいますね(^_^;)

そこで、水で測ってみました。
①5.0g

②5.0g

③3.6g

という結果でした。

③はもはや小さじではなさそうですね。ちゃんと5ccって書いてあるのに。
①と②は水は正解でした。なので、①と②は同じ量が量れると判断しました。
(私の量り方も精密ではないので、なんとも言えませんが・・・)

そして、ベーキングパウダーの種類によっても小さじ1の重量は違います。

今度は、ラムフォードの旧仕様のベーキングパウダーを量ってみました。


①5.0g

②5.0g

③2.1g

ベーキングパウダーが違ってもこんなに量が違います。
なぜこんなに重量が違うか?それは成分の配合が違うからです。
ベーキングパウダーは、少なくとも3種類、多いと10種類ぐらいの原材料が混ざってる添加物になります。
それぞれの材料が持つ比重が異なるためだと思います。

お菓子作りは計量が大事といいます。
harunicoのレシピでは、量をたくさん使う材料、例えば米粉100gとか、が数グラム増えたぐらいでは、問題ない許容範囲だとお伝えしています。ですが、ベーキングパウダーの数グラム違いは大きな意味を持ちますね。

これが、その実験です。
ベーキングパウダーの量を間違えてしまいました。 

左は正解の6g

右が間違えた4g
他の材料は全く同じです。
たった2gの差がこんなに出ました。

左はしっかりと膨らんで美味しそうです。
右は左に比べると膨らみも悪いです。そして焼成に時間がかかりプラス5分しました。

断面も・・・・
右はダメダメです(涙)




計量は基本中の基本ですが、失敗から学ぶことが多いです。
私もこの失敗をしなければ、改めて小さじのベーキングパウダーの量を計量することはありませんでした。

harunicoでは、失敗しないようにお菓子作りを楽しんで頂くコツをたくさんお伝えしていますが、それでも失敗してしまうことがあります。
そんなときこそ、上達できる機会を得たと思って前向きに取り組んでいただきたいとお伝えしています。
失敗から学ぶことは多いです。失敗したら、一緒に考えて、必ず成功に導きます。
このスタイルはオンライン講座でも変わりません。
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