怒りと無力感 | はみだし講師ラテン系!

怒りと無力感

パキスタン
学校で銃乱射141人死亡
タリバン犯行声明

多くの子供たちが犠牲に。

遠くの国のこととは思えません。

カンボジアで知識人が大量虐殺され、
国の復興が遅れたことを思い出しました。

パキスタンもまた発展が遅れるでしょう。

マララさんが教育の重要性を訴え続けていますが、
それはいかなる状況においても優先されるべきことです。

我が国も先の戦争において、教育がねじ曲げられ、
普遍的な人間の考えさえ否定される事態に陥ってしまい、
その結果どうなったかは、歴史が示しています。

今の日本も、またいつそんな状況になるのではと危惧しています。
低い投票率になるような状況で組織票に支持され、
我が物顔で政治を進めるような人間は信用出来ません。
確かに投票行動をとらなかった人にも問題はあります。
しかし、今回はそれを見越しての選挙。
投票に行かなかった人の票は、
不信任票であるという認識でいなければならないはずなのに。

投票に行かなかった主権者にも、
主権者が主権を行使しないという状況を作った国家にも大きな責任があります。

国民に声を上げさせないようにすることは、
戦時下と全く同じ状況に思えます。

今、どうしたらパキスタンの子供たちを救えるのでしょう。

自国の利益より、優先されるべきことがたくさんあるのに・・・