春嵐 | はみだし講師ラテン系!

春嵐

今日は東京も大荒れです。

はみだし講師ラテン系!-春嵐


タイトルは僕の好きな作家の邦題です。
原題は“Sixkill”、ロバート・B・パーカーの遺作です。
2010年1月18日に彼がこの世を去ってから、
日本で出版された小説が二冊あって、
そのうちの一冊です。

ボストン在住の私立探偵“スペンサー”を主人公に描かれたシリーズの
最終章となってしまった作品ですが、
初期の名作“初秋”に描かれていた“スペンサー”の父性を感じ、
「生きること」を問いかけられ、人はどう生きるべきかを考えさせられました。

問いかけに対する答えなどないのですが、
人が生きていく中で努力する過程や、
人が行動の規範になる考え方を持つことが、
どれだけ大切か再認識しました。

残る一冊“盗まれた貴婦人”も、
いつでも読めるように、置いてあります。

新作がもう出てこないことに寂しさを覚えますが、
読み返していこうと思います。



追伸

いつも桜の頃になるとこうやって、天気が崩れますが、
桜は雨や風では散りません。
なのに、いつもテレビの天気コーナーで、
「この雨で散らないといいですね。」
と誰かが言ってます。
桜の花びらは寿命が来るまで、嵐が来てもしっかり生きるんです。
人間だって同じです。
雨の日も風の日も負けないで生きていかないと・・・


僕はいつも、ちょっと負けてますけどね・・・(笑)

・・・ちょっとじゃないかも・・・(汗)